ストライプを足したり、純正パーツ流用など
街中に馴染むさり気ないスタイルアップ
コテコテのドレスアップではなく、チョイ足しでもオリジナル感は出てきます。
もちろんマニアでない人が見ると、その違いが分からないかもしれません。逆に、それが純正のようで目立ちすぎないから街中で馴染むんです。
自己満足のように思われるかもしれませんが、知る人ぞ知る、理解できる人が理解する、そんなドレスアップの小技を紹介しましょう。
エンブレムの縁取りを純正ストライプと同色に!
VWゴルフGTIのトレードマークであるラジエータグリルの赤ライン。それを活かし、エンブレムまで赤ラインで縁取ることで特別感が増しています。「たったこれだけ」ですが、かなり雰囲気が変わります。
天井リペアパーツにストライプを追加
年式が経過したVWゴルフなど、ルームランプ周りの天井の垂れてきます。その進行を抑えるリペアトリムを装着するとき、ちょっとしたラッピングや塗装をしてスタイルアップパーツとしても使えるのがいいですね。アイディア次第で可能性は広がります。
純正には存在しないカラーのホイールナット
一般的に純正ホイールナットはシルバーやブラックで、特に目立つ部分ではありません。ところがカラーナットに変更するだけでイメージが一新。さまざまなカラーのホイールナット(ホイールボルト)が出ているので、ボディカラーとのマッチングを見ながら選ぶといいでしょう。写真のように1輪で何種類もの色を使うのも楽しいかもしれません。
メーカーアイデンティティをチラ見せ
アウディといえば4WDシステムが有名です。ご存じの方も多いと思いますが、「4つのタイヤがしっかりと路面を捉えます」をイメージさせる「ゲッコー(いもり)」のイラストです。
写真のアウディS3のオーナーは、ブレーキキャリパーのペイントするとき、ゲッコーのイラストをさり気なく入れています。まさにホイールからチラ見せ。アイデア次第では、ブレーキキャリパー以外にも使えそうなテクニックです。
純正パーツの流用でイメージと機能性を一新
写真はVWゴルフGTIにハイパワーモデルのゴルフR純正ヘッドライトを流用して装着した例です。
かつて日産R32型スカイラインGT-Rでもレースベース車両のN1仕様のヘッドライトを装着する例もありましたよね。
このようにオーナーのみ知るドレスアップもありますが、そんなさり気ない拘りは、同じクルマに乗る人などから「コイツやるな!」と思わせることでしょう。