12月24日までオープニングフェアを開催中
プジョー・シトロエン・ジャポンは同社ラグジュアリーブランドDS Automobileのフラッグシップストア「DS STORE東京」を11月15日から東京・南青山にオープンした。そのグランドオープンイベントがメディア向けに行われた。
ところで「DS」と聞いてもピンとくる人はかなりのクルマ好きだろう。今でこそフランスのシトロエンから派生したブランドだが、かつては1955年にパリ・サロンで登場し、フランス大統領の公用車として長期にわたり使用されていたのが、シトロエンDSだ。
誰もが振り返るようなスタイリング、ハイドロニューマチック・サスペンション(バネを採用しない油圧式サスペンション)を採用したシトロエンDSは、凸凹した路面でも車体をフラットに維持し、乗車している人が不快にならない乗り味を実現している。まるで「魔法の絨毯」のような感覚が多くの人を虜にしたフランスの名車だ。
1967年になると安全装備のイノベーションをもたらし、今でこそコーナリングライトがあたりまえだが、当時は闇の先を照らす回転式補助ライトを導入しカーブのうちカドを照らし出せるようになった。あまり知られていないが、20年にもわたり時代の最先端を行き続け、長く愛されてきた1台なのだ。
その伝統を引き継いだDSを身近に感じられるのが、今回オープンした「DS STORE東京」というわけだ。店内には360度、好きな角度からクルマの詳細を見られる「DS VIRTUAL VISION」が用意される他、オフィシャルグッズ、シート表皮などじっくり見られる。
発表会にはプジョー・シトロエン・ジャポンの代表取締役社長のクリストフ・プレヴォさんは「2017年4月に滋賀県、その後に名古屋といった順に『DS STRE』を建設しました。2018年の12月末までに12拠点完成する予定で、年明け早々に4拠点完成します。今回、オープンした『DS STRE東京』は美しい東京という街で我々の掲げる高い野望に見合った宝石箱のようなお店に仕上がったと自負している」とコメントした。
また、DS7クロスバックの日本一号車が納車された在日フランス大使ローラン・ピックさんは語る。
「ご存じの方も多いと思いますが、フランスのマクロン大統領が就任されたときにシャンゼリゼをDS7クロスバックでパレードを行いました。なぜ、フランスの大統領があのクルマを選ばれたかと言いますと、エクセレンス、素晴らしい匠の技、アヴァンギャルディズム、伝統が凝縮されているクルマだからではないでしょうか。私も公用車として、納車を公邸で行わさせて頂きました。全ての期待に応えられるような素晴らしい出来上がりになっています。これから益々DSのクルマが街中を走っていくことを期待したい」と語ってくれた。
トレンド最先端のオシャレな街、東京・南青山にオープンした『DS STRE東京』に足を運んでみてはいかがだろうか。
DS STORE東京
住所:東京都港区南青山6-3-16
Tel : 03-6419-9551
営業時間:10:00~19:00