異なる世界観でさらなる進化を遂げた、
3ブランドから放たれた新たなる意欲作
12月10日、アフター向けのホイールメーカー「ウェッズ」は、2019年に発売する新作6本のイヤーモデルを発表。
ウェッズでは、スノーシーズン向けのエントリーモデルから上質なドレスアップを提供する上級ブランド、SUVやジムニーなどを狙ったオフロード系、SUPER GTを代表とするモータースポーツ活動で得たノウハウを投入したスポーツモデルまで、ユーザーのニーズにあわせた多岐なラインアップを揃えている。
今回発表された6モデルは、『クレンツェ』『マーベリック』『レオニス』という日本を代表するドレスアップ系ブランド。革新のデザイン理論と息を呑むほどに美しいフィニッシュなど、ストリートで際立つその造形美や設定色は、さらにブラッシュアップされた。
【Kranze Maricive】
2019年のイヤーモデル『クレンツェ・マリシーブ』は、太陽光のごとくセンターから放射状に広がるスポークが持ち味。10本スポークのそれぞれに奥行きとヒネリを与えたことで、さらなる力強さと躍動感を際立たせた。
カラーは、王道の”SBCポリッシュ”、プレミアムな”ハイパークローム”、ブラックとバフにブラッシュド加工をコンビした独創の”ブラック&バフ/ブラッシュド”。そして、”セピアブラックポリッシュ”という新色を加えた4種類を用意する。
クレンツェ・マリシーブ
●サイズ:19〜22インチ
●構造:3ピース
【Kranze Maricive 309EVO】
ただ単に1ピース構造を採用したわけではなく、スポークのラインやアールを最適化。フェイス面のラウンド(深さ)もサイズごとに調律するなど、モノブロック構造ならではの美点も取り入れた。
重厚感では3ピース構造に及ばないものの、 リムエンドまで伸びるスポークによる視覚的な口径のデカさは”309EVO”に軍配あり。カラーは”SBCポリッシュ”を設定。
クレンツェ・マリシーブ 309エボ
●サイズ:18〜22インチ
●構造:1ピース
【MAVERICK 1105S】
『マーベリック 1105S』は、マッシブなスポークが最大の特徴。中央は滑らかなアールで落とし込まれ、両端はシャープなリブ形状としたことで、この両極によって”硬さ”と”柔らかさ”が同居する味わい深い一本に仕上げられた。
また5スポークデザインという、幅広い車種やスタイルに似合う懐の広さも特筆すべき。カラーは、定番の”ブラックポリッシュ”、人気の”プレミアムシルバー”、そして高貴な”SBC”の3色となる。
マーベリック 1105S
●サイズ:18〜21インチ
●構造:2ピース
【MAVERICK 1107T】
『マーベリック 1107T』は、7対のスリムなツインスポークによってエレガントかつスポーティに薫らせた期待作。スポークのアウター側を1段落とし込ませるなど、フェイスのシャープさは一層高められた。
そして”1105S”と同様に、センターに向けて深さが増していくという人気のコンケーブデザインも採用。同じく1mm単位でのインセット指定も可能なので、ベストなセッティングを求めるオーナーは注目だ。カラーは、”マットガンメタリック”、”プレミアムシルバー”、”SBC”の3タイプ。
マーベリック 1107T
●サイズ:18〜21インチ
●構造:2ピース
【LEONIS TE】
2019年モデルには、メインスポークに鎌のような大胆な捻りを与えた『レオニス TE』を用意。その両脇には、まっすぐに伸びるストレート形状と翼断面を持たせた2本のサブスポークを組み合わせ、じつに躍動的なデザインを描き上げた。
カラーも見逃せない。レオニスTEの立体感を引き立てる2色(PBMC、BMCMC)へ、マシニング加工後に赤色の電着塗装を施した、スパイシーな”BKSC-RED”が加えられる。サイズは15〜20インチ。軽自動車からSUVまで幅広い車種をカバーする。
レオニス TE
●サイズ:15〜20インチ
●構造:1ピース
【LEONIS SV】
例えばスポーク側面に設けた勾配。例えばセンター部に与えたディアドロップ形状のデザインホール。
じつにレオニスらしい世界観がしっかりと込められている。
ハイパーシルバーとミラーカットをコンビした”HSMC”、ブラックメタリックコートとミラーカットによる”BMCMC”、深みのあるスパッタリング系塗装の新色”BMC1″と、主役を引き立てる美麗なフィニッシュも抜かりなし。
レオニス SV
●サイズ:15〜20インチ
●構造:1ピース
なお、ウェッズの2019年モデルは、東京オートサロン2019(1/11〜13)にて初披露するとのこと。