同色&再生産のされないsamuraiシリーズから新作
手軽にできるラジコンから本格ダイキャストモデルまで手がけるホビーメーカー「京商」から新作情報が届いた。9月に行われた全日本模型ホビーショーで初公開された同社のハイクオリティブランド「sumurai」シリーズから1/18スケール「ユーノス ロードスター(NA型)」が700台限定で12月下旬に発売される。
「samurai」シリーズとは、京商がリリースする1/12・1/18スケールのレジン製(合成樹脂)モデル。旧車から現行車まで幅広い車種をラインアップしており、多くのホビーファンを唸らせるアイテムを展開する。
今回発売されるロードスターもその1台。流線的なボディデザインはまるで実車と錯覚してしまうようなクオリティで再現。ボンネットやドアが開閉しないためチリ(隙間)が合ってしっかりとした作り込みになっている点も見逃せない。
リア周りも同様にエンブレムの再現やアンテナの形状までこだわっている。1/18スケールだからこそタイコやマフラーエンドといった細部まで表現されているのも「samurai」シリーズの魅力だ。
そして、今回注目といえるのがインテリア。オープンカーだけに屋根を開けた状態でモデル化しているため、室内のメーターパネル、シフト周り、エアコン吹き出し口、シートの形状などくまなく再現。時間や手間がかかっていることがわかる。
少しマニアックな目線でいえば、ウェザーストリップのゴム感や幌が畳まれた状態でリアスクリーンのビニールが室内からわずかに見えるが、透明パーツを使うことで実写のような作り込みができている点も見逃せないだろう。
ここまでスケールダウンした作り込みでありながら価格は1万8360円と、お値段以上の内容。お買い求めは全国の模型店か京商オンラインをチェックしてほしい。