繊細な形状と高品質を両立する鍛造ホイール
アメリカのセレブの間で流行っているのが、高級車にアメリカ製のパーツを装着するドレスアップだ。 その文化・感覚を日本で展開しているのが香川県の「アビスオートブティック」。メルセデス・ベンツGクラスのデモカーに装着するのは「HRE」製22インチホイール。まさに、日本のドレスアップとは一線を画するセンスが光る。
アメリカのカリフォルニアに居を構え、先鋭的なデザインに高品質な素材や製造工程にもこだわったホイールをリリースする「HRE」。日本の安全基準にフィットさせ、品質のチェック体制に気を配るなど、厳しい千里眼と高い要求をもつ日本のカスタマーたちを満足させているところも見逃せないポイントだ。
そのような「HRE」は、数あるアメリカ製ホイールの中でもフラッグシップの一角を担う高級ブランド。だからこそメルセデス・ベンツにも相応しい品格は、Gクラスにもよく似合う。
デモカーのGクラスが装着するのは、2018年の最新作で鍛造3ピースホイール『S101』。鍛造らしい軽快さとマルチピースならではの重厚感あるスタイルを演出している。
これは「HRE」だからこそ実現したスタイリングだ。その理由は、3トン近い車重のあるGクラスをココまで細いスポークで支えられるホイールには、高い強度を実現する設計精度が必要。「HRE」は、その質の高さをデザインをもって証明してくれた。
『S101』は、ディスクがポリッシュド ダーククリアパウダーコート、リムはポリッシュド クリアパウダーコートを採用してプレミアム性を底上げ。サイズは前後22×10.5Jで、このホイール性能を発揮させるためにタイヤはハイエンドモデル『グラバーUHP』(前後ともに305/45-22)をアメリカ・カリフォルニアから輸入して組み合わせる。
『S101』ホイールを際立たせるエクステリア
さらに「アビスオートブティック」では内外装にアイテムをプラスすることで「HRE」ホイールとともに、Gクラスの質感を高めている。
例えば、テールエンド径102Φを持つ3連出しのマイスターシャフト製マフラー。バルブ付きなので音量の調整が可能だ。ブラッククロームのカラーは、ポリッシュオプション。
ロードクリアランスのあるGクラスにジール製の2インチリフトアップキットを装着しているため、同じくジールの電動昇降式サイドステップを追加して乗降性をアップしている。
LEDバーはアメリカ製で信頼度の高いバハデザインで、レースにも使われる逸品だ。その下には、メルセデスAMGのエディション463純正のバンパーガードを装着する。
また、リヤゲートは板金にてスムージング。フォー・バイ・フォースクエアードのごとく、ゲート部にスターマークを投入した。
菱形を放射状に配する鍛造1ピースホイール
一方シルバーのGクラスは、鍛造モノブロック(1ピース構造)ホイール『P201』をインストール。菱形を放射状に配置した個性的なデザインが特徴で、マルチピースとはひと味ちがう存在感を浮かび上がらせている。
ホイールカラーはポリッシュドダーククリア。サイズは22×10.5Jとなり、組み合わせるタイヤはパラダ・スペックS(前後サイズ305/40-22)。
このホイールの魅力をさらに引き立てるのが、Gクラスの特別仕様車ナイトエディション・ルックに仕立てられたエクステリア。マフラーは、Gクラス・フォー・バイ・フォースクエアード純正の両サイド出し(片側2本)が、サイドステップからチラリと見せるといった粋なワザが施される。
アメリカのGクラスオーナーのなかで「HRE」ホイールの支持率はひと際高い。その空気感を日本で味わうなら「アビスオートブティック」なら実現可能だ。
AMG G63に24インチホイール&4インチアップ
このほか、アビスオートブティックではテノライトグレーのメルセデスAMG G63をデモカーとして製作中。 現在4インチの車高アップを実現。トレーディングアームを純正位置に補正しキャスター角も矯正できるようにするなど、性能面も確保されている。サブタンクが備わるFOXの足まわりを投入したのも斬新。ホイールは24インチの「AGIO wheels FRM 3P」をセットする。