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アラフォー世代はドストライク!ロケバニでおなじみ「TRA京都」が手がける最新ワイドボディ

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 小鮒康一

純正のイメージを大きく損なわずスープアップ

「ROCKET BUNNY PANDEM」のボディキットで知られるTRA京都のブースには、アラフォー世代以上にとってドストライクとも言える80年代を代表する車両を展示。旧世代の車両に現代の高い技術とデザイン性を持たせた大胆ボディは、現代においても充分通用すると言えるスタイリングとなっている。

W201という型式でもお馴染みのメルセデスベンツ・190Eは、当時のツーリングカーレースに出場するためのエボリューションモデルが存在し、そのワイドボディのイメージが強いかもしれないが、こちらの車両はブリスターフェンダーが数値以上のワイドさを感じさせてくれる。それでいてエボリューションモデルのようなやり過ぎ感がないのはさすがだ。

そして190Eと当時双璧を成していたBMW・3シリーズ(E30)も同じくワイドボディを装着したものを展示。こちらにも当時ハイパフォーマンスバージョンとしてM3が存在したが、ROCKET BUNNY PANDEMボディーキットはそのブリスターフェンダーを現代的な解釈でよりアグレッシブにしたものと言えるだろう。

その隣のレモンイエローのFC3Sは4連フォグランプが特徴的かつ、ワイドなボディを持つことでIMSAで活躍したRX-7を彷彿とさせるもの。ピュアスポーツであるRX-7だけに、よりコンペティショナルな雰囲気すら持ち合わせている。

最後に紹介するのは、1960年代に登場した日産のピックアップトラックであるダットサントラック(521)をベースにしたモデル。ご覧の通り、左ハンドルの輸出仕様をベースに、ブリスターフェンダーではなく、オーバーフェンダースタイルでレーシーに仕上げている。
同じ会場ではケン・ブロックのF-150も展示されていたが、同じピックアップトラックながらアプローチの違いを見ることができる。

ROCKET BUNNY PANDEMボディキットは、その迫力のスタイリングが話題の中心になりがちではあるが、その実、純正のイメージを大きく損なわずに無理なくスープアップされている点が最大の特徴ではないだろうか。

やり過ぎると下品になってしまうエクステリアカスタムを、寸止めでまとめ上げる手法はさすがである。

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