トヨタ系プロショップが手がけた合法コンセプトカー
東京オートサロン2019では、昨年デビューした新型ジムニー&シエラのカスタムカーが多く見られたが、そのなかでも異彩を放つ一台を発見。「梯子車体(はしごしゃたい)」が製作したトヨタ・ランドクルーザー風のジムニー、そのディテールをお見せしよう。
「梯子車体」といえばオフロードコースを所有する、群馬トヨタ系列の4WDプロショップ。そこがトヨタ・ランドクルーザー(ランクル)ではなく、あえてジムニーを出展したのだから面白い。
ワクワクしながらブースに足を運んでみると、そこに置いてあるのはランクル……っぽく見えるけど、サイズに何となく違和感が。それもそのはず、デモカーは新型ジムニーをベースにしたランクル風カスタム。その名も『コンセプトL/C』である。
梯子車体では40系ランクルをリスペクト
元々がエッジの効いたジムニーのボディライン。そのため、アフター系のメーカーはメルセデスのGクラスや、ランドローバーのディフェンダーなど、角ばった輸入車をモチーフにしたエアロパーツがトレンドとなっている。梯子車体では40系ランクルをリスペクトし、ディーラー直系ならではの確かなクオリティで作り上げたのである。