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ポン付けで良好なアクセルレスポンスを実現! ブリッツから純正置き換え式ターボ

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 藤田竜太

新作は過給器からエアロパーツまで様々

 純正交換タイプのハイフローターボチャージャーで、ブースト+αというチューニングプランをプッシュしているブリッツでは、千葉県幕張メッセで行われた東京オートサロン2019で新しい過給器を一気に発表した。早速紹介しよう。

アルミ削り出しコンプレッサーインペラ採用

 まず、日産R35型GT-R用のボルトオンターボシステム。これはIHIのターボをベースに、ブリッツ独自のコンプレッサーホイール(空気圧縮側)を組み合わせたもので、コンプレッサーインペラ(羽根)はなんとアルミ鍛造の削り出し。NISSAN GT-R NISMO GT3用のタービンの羽根と比べても、きれいでスムーズに空気が流れる設計になっている。

 600~750馬力を想定しており、完全ボルトオンで純正触媒にも対応。2019年春に発売予定だ。

 また、S660用のハイフロータービン、カローラスポーツ用のハイフロータービン、シビックタイプRではなく、1.5リットルターボのFK7用のハイフロータービンも参考出品。いずれもボルトオンで、手軽でコストパフォーマンスの高いターボチューンとして期待が高まる。

ハイエース純正ECU対応のスーパーチャージャー

 さらに、今回はハイエース2.7リットルガソリンエンジン用のスーパーチャージャーもついに登場。ルーツ式スーパーチャージャーを採用し、専用のフューエルコントローラーもセットなので、ECUセッティングも不要で、28.7馬力のパワーアップ(168.4馬力)。幅広い回転域で良好なアクセルレスポンスを実現する。もちろんボルトオンタイプで、2019年春には市販化される予定。

R35GT-R用片側15mmワイドフェンダー新登場

 デモカーでは、車検対応のワイドフェンダーをはじめ、新しいエアロパーツを纏った日産GT-R(R35)にも注目。

 フロントフェンダーは片側15mmワイドだが全幅(リヤフェンダー部)は変更ないので、記載変更も必要ない保安基準適合品だ。フロントにもリアと同サイズの285/35R20タイヤが履けるようになるのが大きなメリット。
 フロントリップ、サイド、リア、ガーニーフラップまでカーボン(ウェット)を多用し、なるべくシンプルかつカーボンの素材を生かすコンセプトでまとまっていた。もちろん、これらも保安基準適合だ。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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