大幅な軽量化でコンパクトカーや軽自動車にも対応
車中泊を行なう人やキャンパーに注目されているのがルーフテント。キャンピングカーは手が届かないし、車内で寝るのは広さや装備で快適じゃない。そんな悩みを解決してくれるのが、名のとおり自動車のルーフ上へ設置できるテントだ。近年のアウトドアブームの盛り上がりで、人気を高めている。
兵庫県三木市にあるハイラックス専門店「Weed(ウィード)」が披露したのは、「iKamper」社製の新型ルーフテント『X-Cover』だ。
最大の特徴は、ハードカバーをレス化したことで他社製品よりも大幅な軽量化を果たし、本体重量をわずか47kgに抑えたこと。ルーフの積載物による操舵性への影響を減らし、軽自動車やコンパクトカーでの装着も可能としている。
そして、セッティングが簡単なのも魅力。わずか3分で、大人2人/子供2人が就寝可能な広々とした空間が生まれる(大人は3人まで)。価格は38万9000円。
この『X-Cover』には、日よけのオーニングやテントスペースを増設できるアネックスルームなどオプションも用意。目的に合わせたキャンプや車中泊旅が楽しめる。
なお、今回の展示では日本初上陸となるキャンピングカーゴトレーラー「LYCANI(ライカン)」の上にセットして披露されていた。LYCANIは、大容量バッテリー、コンロ、オーディオキットといった専用品を装備し、普通免許で牽引可能だ(最大積載量200kg)。
こちらはハードカバー仕様の「SKYCAMP」。さらに簡単な設置を可能としたモデルで、家族4人がゆったりと就寝できるスペースを確保している。価格は39万8000円。