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北米スバルのモータースポーツが象徴的なマシンカラーへ【NAIAS2019】

ブルーとゴールドとの往年カラーで統一

トヨタGRスープラ、そしてSUBARU/STI S209などの登場で沸いた北米自動車ショー(デトロイトショー)。
スバル/STIブースには、そのS209を中心に発表会の時点ではインプレッサ22B(1998年)とWRX STI(2004年)が並び、STIの存在を強く強調していたが、その横の檀上にひっそりと展示されていた車両があった。スコット・スピード選手のラリークロス専用車両「Subaru WRX STI VT19x Rallycross Supercar」だ。

ブルーのボディカラーに、ゴールドのホイールといえば、デトロイトショーの前に開催された東京オートサロン(1月11日~13日/千葉県・幕張メッセ)でのSUBARU/STIをベースにした「WRX STI Rally Concept」も同じ。スバル往年のWRCカラーであるブルーのボディカラーにゴールドホイールというカラーリングで、東京国際カスタムカーコンテスト・セダン部門最優秀賞を受賞したが、奇しくもこのラリークロス車両も同じカラーリングとなっていた。

じつは、WRブルー・パールとゴールドホイールとのカラーリングには一つの大きな意味がある。SUBARUのアメリカ法人「Subaru of America」が提案したもので、今後のアメリカでのモータースポーツ活動の新たな一歩となるという。

現在、米国ではラリー及びラリークロス、デザートレース、そしてBRZのロードレースなどを展開。今回それら全てをSubaru Motorsportsの傘下で活動に組織を改めていくこととなり、個別のカラーリングとなっていたものも、統一したこのカラーリングに変更していくということだ。

今までのスバルのモータースポーツ活動の歴史をリスペクトし、そしてモータースポーツを詳しく知らなくても、遠目に見ても、スバルであることがわかるカラーということで、スバルらしさが現れたこの色遣いとなったようだ。ちなみに、これは米国側で展開する活動であり、グローバルに展開されるということではないので、それを付け加えておく。

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