メルセデス・ベンツGクラスを彷彿とする
プロテクターモールを2500円から設定
未だ納車まで数ヶ月以上と言われるほど大人気のスズキ・新型ジムニー。まだまだ専用ドレスアップパーツが少ないだけに、街中で見かける新型ジムニーはほぼノーマルのすっぴん状態。
「愛工房(めぐみこうぼう)」は、そんなジムニーの個性をグッとアップできるチョイ足しアイテム5種類をリリース開始。価格は2500〜1万3000円までとリーズナブルで、ステッカー感覚で取付けできる手軽さも魅力だ。
「愛工房」がリリースした新型ジムニー(JB64型)/ジムニーシエラ(JB74型)用アイテムは、『給油口プロテクター』、『ワイパープロテクター』、『リヤドアヒンジカバー』、そして『TPO-Gモール』。
そのなかでも注目なのが『TPO-Gモール』。巷では、新型ジムニーのスクエアなフォルムからメルセデス・ベンツGクラス風に仕上げるのが流行っているが、愛工房の『TPO-Gモール』はGクラスのサイドモールを彷彿させるアイテムだ。
このモールのメイン素材はTPO(オレフィン系エラストマー)という、弾性体があり、ゴムのような性質を持ちながら、一般のプラスティックと同様な成形加工のできる合成樹脂。塩ビに比べ温度変化による劣化が少なく、耐候性に優れるほか、ゴムより軽量など、最近は自動車用部品として注目されている素材だ。
これにメッキモール(軟式マイラー)を組み合わせることで、ホンモノのGクラスのサイドモール調に仕上げている。
『TPO-Gモール』は、ボディ左右サイドに装着するフェンダーやドア、フューエルリッドなど、左右それぞれのパネルパート合わせてカット済み。
ドアハンドルの下端の高さを基準に装着するのだが、モールの水平を出すために水糸(レンガやブロックを積むときに水平を出すための糸)のような細いヒモが必要。その高さはフェンダーアーチ上部を基準に合わせる(説明書に記載されている)。
水糸の水平さえきちんと出ていれば、それに沿ってモール裏面に付いている両面テープで貼っていくだけ(剥離紙は一気にはがしたほうが良い)。
素材は柔軟性に優れているうえに、ジムニーのパネルがほぼ平面なこともあり、装着はそんなに難しくない。さらにモールの出幅は片側9mmなので、もちろん車検上は全く問題ない設計になっている。
パーツ単品ではやや細くてどのくらいの効果があるか不安だったが、装着前後ではイメージがかなり異なっている。