独自のIoTとAIを使ったアイテムを参考出品
自動車パーツ量販店『オートバックス』チェーンを全国展開する「オートバックスセブン」が、医療介護の総合展示会「東京ケアウィーク2019(2019年2月6日~8日/東京ビッグサイト)」の「第2回 超高齢社会のまちづくり展(CareCITY 2019)」のコーナーに出展。
オートバックスセブン独自のIoTプラットフォームやAIなどのデジタル技術を活用した「見守りサービス」などを提案した。
東京ケアウィーク2019は高齢者の生活を支援する展示会ということで、介護福祉領域でのIoTサービスのアイテムを参考出品していた。
価格は2万円以下を予定しており、利用料は1000円/1ヶ月を目指すとしている。このサービスは2019年3月ごろに開始予定としており、取り付けはオートバックス店舗で可能だ。
アプリケーション上でエリアを設定できるジオフェンス機能も搭載しており、エリア外への外出もわかる。価格は1万円以下を予定。利用料は500円/1ヶ月を目指している。
写真の杖に付けられている白いボックスがユニットだが、まだデモ機ということで、製品版はもう少しスマートな形状になるようだ。また杖だけでなく歩行器などへも簡単に装着ができることも視野に入れ、サービススタートは2019年夏ごろを目指して開発中という。
ZUKKUは、手に乗せることもできる100×70×65(mm)の小型のロボットで、AIによる自然な会話ができる(専用アプリ内蔵の7インチタブレットも付属する)。サービス開始は2019年夏ごろを予定している。
このように、オートバックスセブンが高齢者向けのサービスをすること自体は意外かもしれないが、自動車関連パーツを扱ってきたからこそできる提案であることは間違いない。この新しいサービスが今後どのように展開していくのか、期待したい。