市販化の可能性もあるアイテムやカラーリング
2月15日の発売まであとわずかとなった三菱新型デリカD:5。2月9日からインテックス大阪で開催されていた大阪オートメッセでは、そんな新型デリカD:5の用品装着車を一足早くチェックすることができた。
サテンイエローメタリック×アイガーグレーメタリックというスペシャルなカラーを纏った新型デリカD:5は、純正用品として用意されている前後のアンダーカバーを装着。さらに用品設定されているヘビーデューティーキャリアをブラックに塗装し、前方にはLEDのワーキングランプを装着している。
ワーキングランプは参考出品とのことだが、反響次第では販売される可能性もありそうだ。なお、あくまでワーキングランプのため、走行中の点灯はNG。市販される際はその辺りをクリアしたものになるだろう。
足元はあえてインチダウンを施し16インチなのはクリムソン製アルミホイールMONSTERとオールテレーンタイヤ(舗装路を得意とするSUV用タイヤ)であるYOKOHAMA製GEOLANDAR A/T G015(235/70R16)を装着。車高を50mmアップさせている。
新型になったことで都会的なデザインとなったデリカD:5だが、「リフトアップを施してゴツめのタイヤを組み合わせることで、今までのデリカらしさを感じさせるスタイルにすることも可能というのが分かって安心しました。」とは今回の車両を担当した三菱自動車グローバルアフターセールス本部用品企画開発部主任の阿部真哉氏の談。
新型の押し出しの強いフロントマスクは賛否が分かれるところではあるが、こういったカスタムを施すことで、そのフロントマスクが生きてくるパターンもあるということがお分かりいただけたのではないだろうか。また、コンセプトモデルが纏うサテンイエローは現在純正色にはラインナップされないが、こういった明るいカラーをデリカD:5に設定した場合の反応もチェックしているそう。反響次第では次の商品改良で追加される可能性もゼロではなさそうである。
ちなみに、新型デリカD:5にはより都会的なスタイルを持ったアーバンギアも用意されているが、阿部さん的にはこちらは「大径ホイールを履かせてベタベタに(車高を)落とした姿を見てみたい」とのことで、来年の大阪オートメッセではそんなスタイルのデリカD:5を見ることができるかもしれない。