普通車感覚で運転できるので奥さまも納得!
「ジャパンキャンピングカーショー2019」では、入場ゲートでは長蛇の列が駐車場までつながって、熱気むんむんの人気ぶり。昨年以上の来場者を集めるなど、キャンピングカーにおける注目度の高さは増すばかりですね。
来場者の方にお聞きしても「キャンピングカーがほしい!」「憧れの世界だ!」といったご意見が多かったのですが、その一方で「欲しいけど、サイズは大きいし値段も高そう」という方も多く見受けられました。理由の一つとして、いまのクルマからの乗り換えが心配というもの。例えば、キャンピングカーは初めてなので不安だとか、奥さんが運転できるだろうか?、普段乗りできるか?などなど・・・。
そこで、私、さいば☆しんが、独断と偏見で「明日にでも乗り換えられるキャンピングカー5タイプ」と銘打って、ショー会場の雰囲気と共にご紹介いたします。
明日にでも乗り換えられるキャンピングカー・タイプ1
「後付けパーツでキャンピングカーに大変身!」
いま乗られているクルマでも、キャンピングパーツを装着すれば、普通車よりは遥かに快適な車中泊が楽しめるのです。
ロッジテント並みの価格で、ふだん乗っているクルマが、キャンピングカー仕立てに大変身。これなら、今週末から”くるま旅”に出かけることが可能です。奥様もおだてりゃ、ルーフに昇る? 見た目も、ちょっとカッコ良くありませんか。
明日にでも乗り換えられるキャンピングカー・タイプ2
「いまの車で引っ張れるカートレーラー」
愛車にトレーラーを牽引するヒッチメンバーを装着すれば、その日からキャンピングカーライフが可能。オシャレなキャンピングカートレーラーをキャンプ場に置いて、いつものクルマでお買い物や観光に行くという機動的な楽しみ方もできます。
おすすめはトレーラーの総重量が750kg以下のタイプ。けん引免許は不要だし、コンパクトサイズのトレーラーならば取り回しだってラクですよ!
明日にでも乗り換えられるキャンピングカー・タイプ3
「仲良し夫婦やカップルに最適な軽キャン!」
取り回しの良いサイズ、リーズナブルなお値段、どうせ一人(ぼっち)、夫婦二人だから・・・で、気軽に乗れそうなのが「軽キャン」。つまり、軽自動車ベースのキャンピングカーです。
ポップアップルーフを装備しない、バンベースのシンプルなタイプならば100万円台からあります。
「軽だと狭くない」かですって? 仲の良いご夫婦なら、かえって軽キャンの車内スペースでも快適だと思いますよ!
明日にでも乗り換えられるキャンピングカー・タイプ4
「バランスに優れるミニバンキャンパー」
車内の広さはもう少し欲しい。リーズナブルで、普通車感覚で運転できて、車内も快適なキャンピングカーという、ワガママを叶えるのはミニバンベースのキャンピングカーかもしれません。
普段は、見た目にもサイズ的にも普通車と全く同じ。ミニバンベースなので、日常でもお洒落にスマートに乗れるし、くるま旅の時はポップアップルーフで、快適なベッドが出現。これだけで立派なキャンピングカーになりますよ。まさにアーバンキャンパー?といったところです。
明日にでも乗り換えられるキャンピングカー・タイプ5
「ルックスも本格的なライトキャブコン」
街中でも適度なサイズながら、乗車6名/就寝5名を飲み込む広々とした空間。シンクやテーブルといったキャンピングカーならではの設備もあるので、本格的なキャンピングカーライフが楽しめます。可愛い顔して本格派のイイとこ取りのタイプですね。私もセカンドキャンピングカーとして欲しくなってしまいます。
明日にでも乗り換えられるキャンピングカー・タイプ番外編
「大好きな車種のキャンピングカーを探す!」
キャンピングカーはいいけれど、せっかくならば自分の好きなクルマに乗りたい。とはいえ、現愛車との2台持ちはムリだよな~って方は、その大好きなクルマのキャンピングカー仕様は如何でしょうか。
ジャパンキャンピングカーショーでは、”くるま旅”をアシストするコンプリートカーの姿も多く見かけることができました。乗りたいクルマの「車種名」と「キャンピングカー」で検索してみれば、意外な発見が見つかるかもしれませんよ。
「思い立ったが吉日くるま旅」です。欲しいと思っても、納車まで時間がかかる事があるキャンピングカーです。過ぎ去った時間はお金では買えません。家族とペットとの思い出をキャンピングカーで楽しく残しましょう。
さいば☆しん(彩羽森:くるま旅作家/くるま旅コンサルタント)
キャンピングカーで日本全国くるま旅。主にキャンピングカーで漫画&コラムを創作、キャンピングカー雑誌や関連サイトに連載したり、ショーイベントではトークショーで、キャンピングカー&くるま旅の素晴らしさを伝える。体内に凶暴な腹の虫を飼っていることでも有名。