3月9日、青山に官能サウンドが響く
ホンダ本社のお膝元である東京・青山でなんと、今シーズンのF1世界選手権レースへ参戦するチーム「レッドブル・レーシング」のF1マシン2台が公道を走行するという。今シーズンからホンダエンジンを搭載したマシンで戦うチームに所属するふたりのドライバーが走らせるのだ。
日時は、3月9日(土)の午後2〜3時。ステージは、東京の明治神宮外苑の絵画館前にある「いちょう並木」と呼ばれる公道だ。マックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーが、1台ずつデモンストレーションランを見せてくれる。迫力のエキゾーストノートが都心で聞くことができるわけだ。
世界最高峰のレースであるF1で常に繰り広げられているエンジン性能の競争、そこに真摯に参戦し続けているホンダは、自動車産業で日本を世界屈指の経済大国に押し上げてきた一役をになってきた。それだけに、続いてゆく挑戦に向けてのスタート儀式にもぬかりはなさそうだ。横浜元町、千葉の幕張海浜公園などでのショーランは以前にもあったが、公道を2台のF1マシンが走るというショーランは日本で初めてとなる。
3月のオーストラリアGPからシーズンが始まるF1レースだが、開幕前のショーランだけに出陣式という想いにも満たされるだろう。
観覧は無料(荒天時は中止の可能性あり)。会場の状況次第では入場規制もあるという。賑々しくたくさんのファンが詰めかけるだろうイベントだけに、観覧方法などの詳細は2月22日公開予定というRedBull.com/ShowrunTokyoで確認して欲しい。