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手造りレーシングマシンで競う「学生フォーミュラ日本大会2019」参戦98校が決定

参戦マシンの設計から製作まですべてを行う

 昨年、大阪大学が8年ぶり2度目の優勝を果たした「第16回 全日本学生フォーミュラ大会」から半年、公益社団法人 自動車技術会が2019年大会の参加チームを発表した。

 17回目を迎える「学生フォーミュラ日本大会2019(今回から大会名称を変更)」は静岡県袋井市/掛川市のエコパ(小笠山総合運動公園)で、2019年8月27日(火)~31日(土)に開催。

 学生フォーミュラは、世界各国で同ルールで開催されているもので、学生自身が構想、設計、製作を行った小型フォーミュラマシンを使用して、車両走行性能を実証する競技会だ。アメリカ・イギリス・イタリア・インド・オーストラリア・オーストリア・オランダ・カナダ・スペイン・タイ・チェコ・ドイツ・ハンガリー・ブラジル・ロシア・韓国・中国・日本で同一レギュレーション(一部ローカルルールあり)にて競技会が行われることから、海外から日本大会に参戦するチームも増加している。

 その第17回目の学生フォーミュラ大会の参加チームが発表された。今回は国内外から120チームのエントリーがあったという。その申し込みの内訳は、国内ICV(ガソリン自動車)クラス:66チーム、海外ICV(ガソリン自動車)クラス:22チーム。国内EV(電気自動車) クラス:12チーム、海外EV(電気自動車) クラス:20チーム。

 ただ、120チームのすべてが参戦できるのではない。規則により大会に参加できるのは98チームが上限となっている。過去2大会におけるトップ20位以内のチーム、そのトップ20に含まれない国籍のチームのうち、受付が最も早いチーム(1国1チーム)。直近の海外大会で優勝するなどの主催者が特例に認めたチーム、そして受付の先着順という選定を受け、98チームが決定(その内訳は国内ICVクラス:58チーム、海外ICVクラス:14チーム。国内EVクラス:12チーム、海外EVクラス:14チームとなる)し、17チームがウエイティングリストに名前を連ねている。

 近年の傾向通り、EVクラスへの参加チームがさらに増加(昨年の17チームから5割増の26チームが参戦)しているのが特徴。新規チームだけでなく、成蹊大学がEVクラスに変更して参加することとなった。

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