第9弾の彩り限定モデルは200台のみ
ルノー・ジャポンは、フランス人にとって特別なお祭りであるイースター(復活祭)を象徴する卵をイメージしたボディカラーの限定車「ルノー カングー クルール」を3月7日(木)から200台限定でリリースする。メーカー希望小売価格(税込み)は、259万9000円。
専用ボディカラーである「イヴォワール」は、生命の復活を祝い、春を告げるお祭りとしてフランス人が待ち焦がれるイースターで、子供たちが夢中になって探し回るイースターエッグをモチーフ。例年、色鮮やかでポップなイメージを強調してきたが、イヴォワールのカラーとブラックの組み合わせはスマートな雰囲気を漂わせている。
ボディカラーのほか、ボディ同色フロントグリルブレード、ブラックフロントバンパー、ブラックリアバンパー、ブラックドアミラーで特別感を演出。こうしたアイテムによって、実用系モデルでありながらオシャレに感じさせるのは、カングーならではの美点と言える。
ベースグレードはカングー ゼンEDC(6速DCT)。車内は実用車然としたものではなく、じつにオシャレな雰囲気で車内の広さを生かしたさまざまな収納スペースも数多く設置される。フランス車特有のふっくらと優しく身体を包み込むような座り心地が味わえるシートも特筆すべき。搭載エンジンは1.2Lの直列4気筒ターボで、115ps/190N・mを発生。車両重量が1400kgを超えるため、フル乗車で荷物満載時には少々力不足の感があるものの、しゃかりきに走るクルマではないことを考慮すると大きな問題ではないだろう。
パーソナルユースからファミリー、レジャー、そして商用にも使える個性派プチバンのカングーを狙うならば、この時期だけ手に入る色にこだわった特別な1台をチョイスしてみてはいかがだろう。標準車とはひと味違う、独特のキャラクターであなたのライフスタイルに彩りを与えてくれるのは間違いない。