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クルマの走りが変わる魔法の棒? ストラットタワーバーの持つ効果とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

スチールからカーボンまで様々な材質が採用される

 そんなストラットタワーバーの材質は、スチール/アルミ/チタン/カーボンなど多種多様。スチールは低コストで作れる、チタンやカーボンは軽くて強度が高い、アルミは価格と性能のバランスがいいなど、それぞれにメリットが存在するので目的に合わせて選びたい。

 取り付けはストラットタワーのボルトと共締めするのが一般的で、レーシングカーではより剛性を高めるため溶接することが多い。パイプの形状や太さもボディ剛性の向上を追求したり、エンジンや周辺パーツとの干渉を防ぐなど、メーカーの考えによりさまざまだ。

 また、パイプの突っ張り具合をターンバックル式のネジで調整できる商品もあり、そちらは路面コンディションやドライバーの好みに合わせて、細かくセッティングできる中~上級者にオススメ。取り付けは基本的にカンタンな工具さえあれば可能だが、ストラットタワーの位置によっては脱着するパーツが増えたり、DIYでは難しいケースもあるので作業の際は注意しよう。

 より本格的な使い方としては上で書いた調整できるタイプや、フロントとリヤで付けたり外したりしつつ、好みのセッティングを探るという手法もある。スポーツカーに限らず高速道路での移動が多いドライバーや、走行距離が増えてボディ剛性の低下を感じている人は、コストパフォーマンスに優れるチューニングパーツ、ストラットタワーバーを試してみては如何だろうか。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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