土日祝日は一般人の利用が可能
日産自動車は、3月26日、カーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」で、沖縄県初のステーションを名護市役所にオープンしたことを発表した。ステーションに配置されるのは4台の電気自動車、リーフ。平日は、名護市役所の公用車として利用され、土日・祝日は一般の人がカーシェアリングサービスとして利用できる。
昨年1月にスタートした「NISSAN e-シェアモビ」とは、日産のEV(電気自動車)と同社のノートなどに採用されるe-POWERを使ったカーシェアリングサービス。会員登録すると、免許証がそのままIDカードとなり15分単位から利用可能で、利用時の距離料金は追加発生しない。
さらには清掃を毎日実施するなどが多くのユーザーから高い評価を得ている。「NISSAN e-シェアモビ」のステーション数は、500ヶ所を突破している。
名護市役所のステーションは、官民という新たな利用者共存のサービスモデル。クルマの遊休時間を有効的に活用できるだけでなく、自然豊かな名護市を訪れる県外からの旅行客も、EVならではの走行や環境性能を体感できるわけだ。
今月末には、高知県においてもリコーグループのリコージャパン高知支社の駐車場にステーションを設置。平日はリコージャパンの営業車として、土日・休日は一般の方へのシェアリングサービスとして運用を開始する。