細部までこだわったクオリティに注目
クルマ好きなら一度は手にしたことがあるミニカー。様々なブランドからいろんな車種が登場しているが、今回は2月から4月に発売される新作2台のモデルを紹介しよう。
【京商】
京商と言えばラジコンをイメージされる方が多いかもしれないが、ミニチュアカーも手がけるなど、クオリティやコストパフォーマンスの高さが支持されている。今回、レジンモデルの1/18スケール「ランボルギーニ・ディアブロGTR」を500台限定で2月末に追加した。
2018年10月にオレンジを先行発売しているが、今回はカラー違いのシルバー。実車は30台のみしか製造されず、ボンネットエアダクトや、プレキシガラス(樹脂ガラス)、シュノーケル付きエンジンフード、ボディにボルト留めされた大型リアウイングを忠実に再現。内装はロールケージやセンターコンソールにあるトグルスイッチなど細かい部分まで表現されている。価格は1万8000円(税抜き)。
【青島文化教材社】
アオシマといえばプラモデルという言葉が響く方は40代後半から50代半ばだろう。かつてのスーパーカーブーム時代、ランボルギーニ・カウンタックやフェラーリ・ベルリネッタボクサーなど、クルマ好きのハートに刺さるラインアップを展開している。
今回発売されるモデルは、マカオの模型メーカー「BEEMAX
また、アオシマでは、1992年のDTMに参戦した2種類のBWM M3を選んで作れる「2in1キット」を展開。FINAカラーもしくはイエガーマイスターカラーを選択して製作することが可能で、デカールは美しい仕上げのシルク印刷で行なわれている。車両の再現をするために、リアスポイラーを新規金型で起こしているなど、凝った1台といえるだろう。
作る喜びがあるプラモデルだけに、レーシングカーならではのバケットシート・ロールケージ・フロア形状も再現。タイヤのキャンバー角に対応したテーパー付き専用タイヤまで用意されるのだから、マニア心をくすぐる。
プラモデル本体の価格は4200円(税抜き)。より実車に近づけるために、ブレーキローターのスリットやボンネットピンといったディテールアップパーツも発売され、こちらの価格は2200円(税抜き)となっている。
※ 製品画像は組立済み・塗装済みの完成品見本です。一部に別売りのディテールアップパーツを使用しております。実際の商品とは異なる場合がございます。