ペットとのクルマ移動で必携したいアイテム
東京ビッグサイトで開催されている「インターペット〜人とペットの豊かな暮らしフェア」は、グッズからヘルケア、獣医療系まで、さまざまなペット関連の展示会だ。なかでも自動車での移動に欠かせないケージやリードなどにも大きな注目が集まり、クルマとペットというテーマにも多くの人が関心を寄せている。
今回は、安全・安心をテーマに、ワンちゃんをクルマに乗せたときにオススメなアイテムを紹介したい。
【EZYDOG】
新東亜交易が展示した『ドライブハーネス』は、1995年にオーストラリアで誕生した「EZYDOG(イージードッグ)」が手がけたもの。オーストラリアをはじめヨーロッパやアメリカで安全性基準適合商品として認められたアイテムで、衝突試験用のダミー犬を使ったテストも繰り返し行なっている。万一の衝突時に愛犬への衝撃を大きく緩和する。背中のフックにシートベルトを通して固定する仕組みで、脱着も簡単。サイズはS/M/Lを用意する。
新東亜交易の担当いわく、ペットをクルマに乗せて移動する場合、欧米では起こり得る危険性について敏感な飼い主が多いという。そのため、チャイルドシートにも使われる安全基準や安全要件を満たした自動車搭乗用ハーネスが数多く販売され、愛犬に対する危機管理も強いと話してくれた。
【Sleepypod】
ラガーコーポレーションのブースでは、『Sleepypod(スリーピーポッド)』を披露。実試験研究機関JARI (日本自動車研究所) による実験結果により、運転時の速度およそ40km/h衝突時においてペット(6kgのダミー犬)が飛び出すことなく、安全に保護されることが実証されたペット用キャリーバッグだ。
また、本体も強い衝撃に破損することなく、高い耐久性を証明済み。固定は、本体の持ち手やフック部分とシートベルトで固定する仕組みで、内部はクッションやフェイクファーによって、ペットにストレスを与えず快適な空間が構築されている。
【AIRBUGGY】
GMPインターナショナルでは、背負う、前向き、肩掛けという3通りのスタイルで、どこでも一緒に出かけたくなるペット用キャリーバッグを提案。この『3ウェイバックパック』は、底面に汚れ防止トレー、トップと右側面にはメッシュウインドウ、2層式クッションの肩ベルトなど、ペットと人に優しい構造を採用し、猫および小型犬〜中型犬に対応した2サイズを用意する。
また、車載用に対応したフレキシブルな設計も魅力。別売りの車載用固定ベルトを用意すれば、ISO FIXアンカー(チャイルドシート固定器具)を使った固定が可能など、ペットの安全を守りながらドライブすることも可能だ。
皆さんはワンちゃんをクルマに乗せて移動する際、どのようにしているだろうか。後部座席やラゲッジスペースに乗せているのが大半だと思うが、残念なのはケージやハーネスが用意されていないこと。狭い車内でワンちゃんの移動に制限があるのは可哀想と感じるのもわかるが、今一度パートナーの安全性について意識してみてはいかがだろうか。