ネックな部分を超える楽しさがある
キャンピングカーの伝道師の様に、誰に頼まれた訳ではないのに、キャンピングカー買って良かったと喧伝していると、たまに「キャンピングカーで困った事はないの?後悔したことは?」と聞かれる事があります。何事にも光と影はあるもの。ズバリ、キャンピングカー所有歴25年の”さいば☆しん”が本音をお話しましょう。
まずは「キャンピングカーを買って良かったこと」。これは、言わずもがな、前述の様に伝道師にもなっている位なので、良い事は星の数ほどございます。今回は、特に痛感しているポイントだけお届けします。
1)「思い立ったが吉日」のタイムマシン
過去や未来に行ける訳ではなく、いつでも時間に囚われずに時間を自由自在に使えるタイムマシンという意味です。雨の多い日本、せっかくの休日なのに予報では雨なので、一般的には翌日の予定をキャンセルするのが一般的。ところが翌朝に起きてみると好天ということもあります。このように、通常は後悔するところが、キャンピングカーでは天候に関係なくお出かけできます。
移動手段や宿泊施設の予約が自由になりやすい。キャンピングカーだからこそ出来るワザといえるでしょう。
2)満室も関係なく自由な旅ができる
国内であれば、ローカル交通が絶滅状態のエリアでも道路さえあれば、時刻表を気にすることもなく出かけていけます。それも宿泊施設を背負って、自由に好きな場所へ移動できるのも魅力な点。もちろんマナーとルールを守って、正しい場所で就寝するようにしましょう。
3)コミュニケーションツールとして使える
高齢のためにキャンピングカーを手放した方の話。「キャンピングカーで色んなところに行って、友達が一杯できた。高齢でそれがもう出来なくなるが、悔やまれるのは、あと10年、いや5年でも早く所有しておけば良かった」とシミジミ言っていました。
というのも、年齢・性別・職業が千差万別であっても「キャンカー乗り」という共通点さえあれば、すぐに仲良くなり、一緒に美食を愛で、杯を傾け、色んな会話が楽しめる。キャンピングカーは乗り物/移動手段だけでなく、沢山の友達ができるコミュニケーションツールでもあるんです。