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走って、見て、交流できる巨大オフ会! アルトワークス・コペン・S660が100台オーバー集結

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TEXT: 岡田幸一  PHOTO: 岡田幸一

仲間との交流とスポーツ走行が楽しめる

 いまとても元気がいい軽スポーツカーを対象としたオーナー交流イベント「オートスタイル 660 GTミーティング」が、4月7日 滋賀県にある奥伊吹モーターパークにて開催された。ダイハツ・コペン、スズキ・アルトワークス、ホンダS660の各車種別ムック本をつくる「オートスタイル660GT編集部」がイベントの開催を広く呼びかけ、軽スポーツカー100台以上、関連メーカー&ショップ40社以上が一堂に会した。

 この日は、軽自動車のGTファン同士の交流のほか、多数の一般見学者の来場もあって会場は大盛り上がり。メーカー&ショップのブースでは、この日のために新製品を間に合わせデモカーに装着して初披露するなど、来場者の目を楽しませた。

 スポーツホイール・メーカーとして有名なレイズは、軽カー&コンパクトカー用として人気の高い「ボルレーシングTE37 SONIC」 の新バージョン“SL(スーパーラップ)”を、夏頃をめどに追加ラインナップするというビッグニュースを発表した。

 開催場所となった奥伊吹モーターパークは、JAF公認のジムカーナ場としても全国的に知られていて、“フォーミュラD”などの世界的なドリフト系イベントの舞台にもなるところ。この日はアスファルトで舗装された広大な駐車場をミーティングエリアと走行エリアとで二分した。

 ミーティング参加者にとってのメインコンテンツは、愛車での体験走行。愛車を並べて交流するだけでなく、実際に“走れる”というのが、スポーツカーを所有するGT系ファンにとっては何よりの魅力的なポイントだ。走行エリアにはパイロン(カラーコーン)を立てた特設コースが出現し、出展企業が持ち込んだデモカーでのデモランを披露したり、参加者たちは各々の愛車によるスポーツ走行を楽しんだ。

 午後にはオートテストの体験走行会も実施。オートテストとは、ジムカーナ競技の敷居をさらに下げ、誰でもどんなクルマでも出場できるようにしたもの。レース用車両である必要もないし、ヘルメットやグローブも不要という、ここ数年JAFが大プッシュしているモータースポーツだ。

 コースの途中にはバックギアに入れて後進する車庫入れセクションがあるなど、速さもポイントになるが運転の正確さも重要になってくる競技。これが参加者に大好評となり、今回は体験という意味で正確なルールを簡素化したものだったが、「また出場したい」「とても奥が深い」などの声が多く聞かれた。

 そして会場を一気にヒートアップさせたのが、動画サイトなどでも意外性が超絶ウケている軽カードリフターたちによるドリフトのデモラン。軽自動車がドリフトしているシーンを実際の目で初めて見たギャラリーがほとんどで、走行を終えた彼らたちに対して自然と拍手が湧き上がるほどだった。

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