自宅からそのままキャンプ場へ
東京・代々木公園で開催された国内最大級のアウトドアイベント「アウトドアデイジャパン 東京 2019」で発見した、数々のクッキングアイテム。アウトドアで使うのに便利な機能を備えていることもさることながら、「コレって、家で使ってもオシャレかも」というアイテムも数多くありました。そこで、キャンプに行かないとき、家庭でも使える「クッキング用品」を紹介しましょう。
屋内でも使えるキャンプ用コンロ
最初に目に留まったのは、かわいいデザインのホットプレート「アラジン ポータブル ガス ホットプレート プチパン」。あのクラシカルなデザインで人気のある石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」を扱うアラジンがリリースしたモデルです。
カセットボンベ式のガスコンロに付属の「平プレート」や「2色鍋」を載せて使用するもので、丸みを帯びた大きなフタがあるのが特徴。バーナー部は本体内部に収まっているので、風に強い構造となっています。一般的にアウトドア用の火器は屋内使用禁止ですが、コレならば屋内使用できるので安心して使えます。写真は「2色鍋」を載せた状態。
調味料やコーヒーなどをそのまま持ち出せる
岡持ち型をした調味料ボックス、その名も「テンマクデザイン ワーカーズオカモチII」。前モデルからさらに使い勝手が向上した新しいモデルです。
取っ手付きのボックスをパタパタッと展開すると、調味料ラックになるという優れもの。家庭で使用する油やしょう油、ワインボトルが収まるサイズに作られています。日常的に使う調味料ボックスとして、コーヒーグッズを収納したカフェバーとして、またお酒やグラスなどを収めてミニバーとして、いろいろな使い方ができます。
お湯を沸かすことからドリップまでを1台で
この小さなテーブルのようなものは「ハイマウント ドリップ&グリルスタンド」。左側にコーヒードリッパーを載せ、その下にサーバーを置きます。右側にはケトルを載せて、その下にシングルバーナーを置いてお湯を沸かす、そんなコーヒーアイテムですね(コーヒードリッパーとケトルは別売りです)。
ドリッパーを置く部分にはスリットが入っていて、上からでも注いだコーヒーの量を確認OK。脚は折り畳み式なのでかさばりません。アウトドアでも家でも、収納場所に困ることはありませんね。
メンテが手軽!ステンレス製ダッチオーブン
最近ではキャンプの定番になりつつあるダッチオーブン。煮たり、焼いたり、蒸したり、揚げたりと、何でもできる万能鍋です。その中でもメンテナンスが楽で人気のあるダッヂオーブンが、「SOTO ステンレスダッチオーブン」。
鋳鉄製のダッチオーブンと違いステンレス製なので、汁物をひと晩入れっぱなしにしておいても、錆が出る心配がありません。また洗剤を付けてゴシゴシ洗ったり、熱い状態で水をかけたりしても大丈夫。この気軽さが家庭でも使いたくなるポイントではないでしょうか。
食材が冷めにくい肉厚なフライパン
最近注目度の高いクッキングアイテムのひとつが、このスキレット。「コールマン クラシックアイアン スキレット」は、家庭でも使いやすい直径約27cmサイズです。肉厚の鋳鉄製フライパンなので、食材を置いても冷めにくく、ステーキも専門店のようにおいしく焼けます。またフタ付きなので、ギョウザやパエリア、ハンバーグなどの料理も上手に作ることができます。
鋳鉄製に必要な油慣らし「シーズニング」が不要なので、購入したらすぐに使い始められるのもうれしい点です。
これまでキャンプグッズはキャンプ専用だと思っていた人も、家でも使えると考えたら、また少し違った魅力が見えてくるかもしれませんね。