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操作かんたんカーナビに最高画質をプラス!パイオニア新型「楽ナビ」登場

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 増田貴広

新作ドラレコ7モデルと音質向上パーツも発表

 パイオニアが2019年カロッツェリア新製品を一気に発表した。そのなかでも注目なのが誰もが使えるかんたんカーナビの代表「楽ナビ」だ。従来モデルよりモニターの画素数2.4倍に高め、使い勝手もさらに向上。そのほか2カメラタイプのドラレコなども登場した。なお、2019年モデル製品は6月より順次発売を開始するという。

 現在、パイオニア・カロッツェリアのカーナビは、ハイエンドオーディオのユニットと高画質モニター、高性能ナビゲーション機能を持つ上位モデル「サイバーナビ」と誰でもかんたんに操作できるシンプルで使い勝手の良い「楽ナビ」の2グレード構成になっている。

 今回発表された2019年モデルは「楽ナビ」。じつに5年振りのフルモデルチェンジで、大きく進化したのがモニターの画質だ。従来モデルより画素数は約2.4倍、色階調表現はなんと約70倍まで向上する高解像度「HDパネル」を採用。じつは、モニターのスペックは上位モデルのサイバーナビと同等になっているのだ。

 モニターの高解像度化に伴って地図ソフトも一新。地図を表示しているとき、各操作パネルが見やすく配置されているので、直感的に操作できるのもメリットだ。また、新タイプインターフェースの採用で「おすすめモード」にすると、モニター中央に再生中の楽曲名を表示し、その左右にはオーディオ、ナビの操作パネルが表示される。さらにカンタンモードにすれば、大きな文字で見やすいメニュー画面を表示。いずれも、必要とする操作パネルを表示。クリアな映像と相まってとても見やすい。

 発表会には、スーパーフォーミュラに参戦する小林可夢偉選手が登壇。「耐久レースでは、バックミラー(ルームミラー)の代わりにリヤカメラからの映像をモニターに映し出すのですで、画面の見やすさは重要です。楽ナビのモニターは、鮮明だけど目に優しいのでドライバーに最適」と語っていた。

 オーディオ機能は、カロッツェリア・ブランドの名に恥じないこだわりが満載。リスニングポジションで最適な音場を作るタイムアライメントやイコライザーなどを標準装備。さらに2019年モデルからは、車種別ごとに最適な音響空間を実現するセッティングデータを記録した「音響チューニングSD」を設定。SDカードから情報を呼び出せば、そのクルマに最適なオーディオ設定がワンタッチでできてしまうのだ。

 ちなみに実勢価格は8型モニターのAVIC-RL910が11万5000円前後。なお、3年間(年2回配信)の地図データデータ無料バージョンアップ(710シリーズは1年)付き。9月30日までに910シリーズ購入するとさらに1年のデータバージョンアップが付いてくる。

超高感度2カメラなどドライブレコーダー7種登場

 ドラレコは、2カメラタイプが3種類、1カメラタイプが4種類登場。注目はやはり2カメラタイプ。モニターとカメラが一体式になった筐体に、もうひとつのカメラがセットになっているタイプと、モニターと2つもカメラの3つの筐体で構成する2種類をラインアップ。後方用カメラを車内用カメラとしても使える。

 カメラは高感度・高画質を実現するCMOSセンサーの採用で、夜間走行時でも周囲のクルマのナンバープレートはもちろん、街灯のない駐車場でも鮮明な映像を録画できる「ナイトサイト」を搭載(下位2モデルを除く)。従来の100分の1の光量でも撮影ができるのだ。

 2カメラモデルのVREC-DZ700Dシリーズには、駐車中のクルマを見守る「駐車監視機能」を搭載。24時間365日で当て逃げや車上荒らしなどの被害を監視できるわけだ。もちろん、車両側のバッテリーの電力が残り少なくなると作動を自動的にカット。バッテリーあがりの心配はないが、1週間に1度クルマを動かすユーザーなら問題なく監視状態を続けられるという。

 オーディオ用品で注目したいのが、最適な音響空間を実現する「カロッツェリア サウンドチューニングキット」だ。ドア内部の空間に制振や音の反響を抑制するパーツ群で、ドアの共振などを抑える制振シート・制振パッド・3層構造マルチファンクションマット、スピーカーからの音漏れを抑制する遮音パッキンなどで構成されている。しかも、車種ごとにパーツ構成や装着位置を変更するといった、専用チューニングキットになっている。

 過去にも同様なキットがリリースされていたが、新モデルはシートなどの材質を見直し、オーディオマニアだけでなく幅広いユーザーに対応できる音響チューニングができる仕様になっているそうだ。

 これらの制振パーツと10cmコアキシャル(同軸)2ウェイスピーカーをセットにしたBMW専用スピーカーも登場。現行のBMW1〜4シリーズとミニに対応(3シリーズは先代モデルで、ミニはF55、F60)。BMW系は、純正スピーカーがドアの内張りに装着している(一般的にはドア側)。しかも、小径で取り付けスペースが限られているため、通常の社外スピーカーが装着できない。

 しかし、オーディオサウンドにこだわりを持つBMWオーナーのために、パイオニアはこのような専用キットを開発したわけだ。純正スピーカーでも音量を上げるとドアの剛性の低い内張りは共振するため、パイオニアのキットには制振材も同梱されている。しかもスピーカー込みで3万円(税別)という低価格も魅力的だ。

 このほかオーディオに接続するだけと手軽に重低音を楽しめるアンプ内蔵の新型パワードサブウーファーやプライベートモニターも追加ラインアップされている。

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