カンタン設営!タープで作るリビングスペース
国内最大級のアウトドアイベント「アウトドアデイジャパン 東京 2019」。2日間で14万人以上もの来場者が、最新のアウトドアグッズを目立てに訪れました。そんなたくさんのアウトドアグッズであふれる会場で注目したのは、クルマに装着して使うテント&タープ。クルマを単なる移動手段ではなく、快適なスペースに変えてしまうグッズです。そんな一歩先行くアウトドアの楽しみ方ができるグッズを紹介していきましょう。
空気を入れるだけで立ち上がるテント
広いブースでひときわ存在感を放っていたのが「ロゴス グランベーシック エアマジック ソーラーブロック タープ-AI」。なんとメインフレームには、空気を入れるだけで立ち上がるエアチューブが採用されています。これなら初心者でも簡単に設営ができます。
サイドポールで両側を立ち上げれば、普通のタープとして利用できますが、今回はクルマのリアにかぶせるようにして設営されていました。このようにすれば、クルマをテント代わりにして、タープ下をリビングとして活用することができます。
しかもこのタープ、遮光率100%、UVカット率99.99%という驚きのスペックを備えています。これなら日差しの強い夏のフィールドでも涼しく過ごせそうです。
テールゲートを利用したホンダ純正アクセサリー
同じように、クルマのリアスペースを有効活用するためのグッズをホンダアクセスのブースでも発見。これはホンダ「N-VAN」の純正アクセサリーで、その名も「テールゲートカーテン」。開いたテールゲートに固定し、裾側を水の入ったペットボトルを重りにして固定するれば、車外にもうひとつの空間を作り出せるというものです。
リアやサイドをロールアップすれば出入りも簡単。すべて閉じればプライバシーも確保できます。
スライドドアを活かしてリビング拡大
プラスαの空間を作り出せるのは、リアゲートばかりではありません。クルマのサイドにリビングを生み出すこんなグッズも展示されていました。これはogawaの2019年モデル「カーサイドシェルター」です。
組み立てたシェルターを吸盤でクルマに取り付けるだけなので設営は簡単。それでいてできあがる空間は、コット(簡易ベッド)を置いてくつろげるだけの広さがあります。
その空間は、サイドパネルを閉じればフルクローズになりプライバシーを確保できます。正面には大型メッシュ窓を備えているので、すべてを閉めてしまっても通気性は抜群です。
ルーフラックに装着して設営がカンタンなタープ
「フレックス・ドリーム」が正規輸入販売を行う「ARBサイドオーニング」も、クルマのサイドをリビングにできるグッズです。ルーフラックに取り付けて本体を引き出せば、大きなタープの完成です。
本体を引き出して脚部を伸ばすだけなので、設営はとても簡単。気軽に使えるので、オートキャンプはもちろん、さまざまなシチュエーションで活用できます。
日差しや雨をカットするひさし付きルーフテント
クルマにくつろぐ空間を作り出せるのは、リアやサイドだけではありません。なんと屋根の上にもテントスペースを作り出せるのです。この「ARBルーフトップテント シンプソンIII」は折り畳み式のルーフトップテントで、広げると大人2人がゆったり過ごせます。
出入り口に覆いかぶさるようなひさしが付いているので、雨の日でも出入りが楽にできます。サイドの窓は大きく通気性も抜群。こちらにもひさしが付いているので、日差しや雨が入ってくることもありません。
こんなグッズを見てしまうと、クルマを移動手段だけに使っているのはもったいない気がしてしまいます。「こんなスタイルでキャンプをしてみたい!」と思ったら、さっそくチェックしてみましょう!