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レクサスNXが改良! 予防安全パッケージの機能を進化し、ドライバーの負担軽減を目指す

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: レクサス

レーンキープなど予防安全システムを進化

「プレミアム アーバン スポーツギア」をコンセプトに、2014年の投入以降、若年層を中心に好評を博している、レクサスブランドのミドルサイズSUV、NXが一部改良を実施した。予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の各機能を進化させることで、事故の防止や交通事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を実現する。

 市街地走行を前提としたSUVは、国産、輸入を合わせすると70台を優に超える。SUVクラスにおける売れ筋は、概ね全長が4700mm以下のモデルとなっているが、その理由は日本の交通環境や駐車場事情に適したサイズ感であったり、車重増が抑えられるから走りが軽快で燃料消費量も抑えられることなどが挙げられる。そのうえ、適度に迫力がありSUVならではの力強さを主張できるというのも支持されている要因と言えるだろう。

 レクサスNXはこうした要件を満たしたモデルであり、レクサス製SUV特有の上質感や街に似合う洗練されたスタイル、そしてスポーティな運転感覚を味わえることが高く評価された。登場は2014年なので、レクサスのSUVラインアップのなかでは最古参となる。とはいえ、2017年9月に大掛かりなマイナーチェンジを実施。内外装のデザインを刷新し、走りではサスペンションの特性を見直して、機敏な持ち味であるハンドリング性能と快適性の向上を図っている。

 このマイナーチェンジを行なった際に、レクサスの予防安全パッケージである「Lexus Safety System +」を全車に標準装備した。今回の一部改良では、このLexus Safety System +を進化させたことが大きな目玉となっている。

 まず、プリクラッシュセーフティは、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上によって、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能になった。レーントレーシングアシストは、自動車専用道路等においてレーダークルーズコントロール使用時に、同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援できるよう機能が向上。

 昨今、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する機能を搭載する車種が増えているが、これがロードサインアシストとしてNXにも採用された。さらに、先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる先行車発進告知機能も追加されている。こうした機能の進化により、ヒューマンエラーによって発生する事故を未然に防ぎ、交通事故死傷者のさらなる低減を図るとともに、ドライバーの負担軽減を実現する。

 また、ボディカラーに赤土のような重厚感と日差しで際立つ発色によって、深みと鮮やかさを両立させた「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」をオプションとして設定。インテリアでは、“version L”に採用したブラック&アクセントサンフレアブラウンのほか、“F SPORT”専用にブラック&アクセントマスタードイエローなど、ブラックの表皮にアクセントカラーを組み合わせた内装色を新たに設定している。

 群雄割拠の様相を呈しているミドルサイズのシティSUVのなかで、独自の世界を主張してきたNX。レクサスならではの高度な安全運転支援機能がプラスされ、持ち味の卓越した走行性能をこれまで以上に安心して味わえるようになり、その魅力はさらに高められたと言えるだろう。

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