AIに頼りすぎず人間の判断も重視
「ジャパン・ハイブリットサービス」は、日本初の革新的機能を搭載した、自動車のアクセルとブレーキペダルの踏み間違い事故を未然に防ぐことができる「とまるんデス」を開発。2019年6月17日より発売する予定だ。販売は今後全国各地に販売代理店を募集し、順次販売エリアを広げていく。
近年、高齢者によるアクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる衝突事故。本来安全と思われていた施設の敷地内での単独交通事故を含め、増加傾向にある。この人間の判断・操作ミスでの事故を防ぐため、すべての判断を電気信号(AIのような人工知能)に頼るのではなく、ヒューマンジャッジメント(人間の判断)を基に開発したのが「とまるんデス」なのだ。
例えば災害時、クルマの前方に大きな障害物が現れた場合、電子制御の衝突回避機能が障害物を感知して緊急停止する。しかし、このような状況ではいち早く自動車を操作して災害現場から避難しなくてはならないこともあり、停車しては不便なこともあるのだ。
さらに煽り運転に遭遇した場合。仮に煽ったクルマが前方に回り込み、急停止したあとに運転者が降りてきた場合、やはり人を感知して自車は緊急停止するだろう。このような状況で自動車を操作して現場から離れなくてはいけないと感じた時、人間の判断(ヒューマンジャジメント)を基本に考えて設計しなければいけない、と考えたのである。
そのうえ、アクセルペダルへの誤って踏み込んだ力を本来ブレーキペダルを踏み込む力に置き換える革新的な構造を開発。これにより、緊急時の置き換える安全動作が作動し、安全に自動車を停止させることに成功したという。また、安全にクルマを停止したことを確認し、ペダルから足を離した時に緊急置き換え動作はクリア化。最初の通常運転できるペダル本来の機能状態に自動で戻る「ループ構造」の開発にも成功している。
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