豊富なバリエーションでニーズも多様化
キャンピングカー株式会社はインターネットサイト「キャンピングカー比較ナビ」にて、キャンピングカーの閲覧数ランキングを発表した。キャンピングカー比較ナビは、国内で販売されているキャンピングカーのスペックやオーナーなどによるクチコミ評価を比較できる情報サイトで、700台以上を登録。2019年(1月1日~4月23日)の閲覧数を調べたところ、人気のタイプも様々で少人数用の「軽キャンピングカー」から高級感漂う「バスコン」、利便性が高く長時間での電力使用が可能な「リチウム電池搭載車」まで、幅広い車両がランクインするなど、幅広いニーズがあることが顕在化された。
今回は、700台以上のなかから閲覧の多かったベスト3をピックアップ。特徴とあわせて車両を紹介したい。
1位 クレア 5.3X エボリューション(ナッツRV)
ベース車両は、トヨタのカムロード。リアダブルサイズベッドと対面ダイネットスペースを組み合わせ、1cm単位の追求で幻のレイアウトを実現する。標準設備として90リッター冷蔵庫、耐熱ガラスふた付シンク、2口カセットガス式コンロ。空調では、リアクーラーとFFヒーターが標準装備される。
就寝スペースは、スライド式バンクベッドとリアダブルベッド。ダイネットを展開すれば計5名が就寝可能。集中ドアロックを標準装備し、バゲッジドアとキーシリンダーを共通化している。
2位 N BOX+ キャンパー Neo(ホワイトハウスキャンパー)
2位は軽キャン「N BOX + キャンパー Neo」がランクイン。軽自動車の特徴である”リーズナブルな価格”、”運転のしやすさ”にくわえ、ポップアップルーフを備えた拡張性の高さなどキャンピングカーショーでも注目を集めた一台だ。
ホワイトハウスが手掛けたのは、広大なスペースを持つホンダN-BOXのキャンピングカー仕様。身長190cmの人が2人並んでも足をのばして寝そべる事が可能で、ポップアップルーフを展開すると合計4人の就寝が可能となる。250万円程度が中間モデルの価格帯となっているので、低価格でキャンピングカーを購入したい利用者にとって頼もしい一台といえよう。
3位 ランドホーム コースター(RVランド)
停泊時はFFヒーター、リヤルームのセパレートエアコン、2箇所のルーフベンチレーターで快適な室内環境を確保。就寝スペースは、ダイニングスペースの座席シートを展開するとベットになるなど、6名までの就寝が可能だ。
他にも走行安定性を安全に保つために前方寄りに荷重がかかるように設計。計算された重量配分で安全なドライビングを実現するなど、キャンピングカーのネックだった走りの質を改善する努力も行なわれている。キャンピングカー閲覧ランキングトップ10は以下のとおり。
1.クレア 5.3X エボリューション(ナッツRV)
2.N BOX + キャンパー Neo(ホワイトハウスキャンパー)
3.ランドホームコースター(RVランド)
4.ジル 520 クルーズ(バンテック)
5.TOM200(セキソーボディ)
6.レガードネオプラス(L.T.CAMPERS)
7.Spinach キャルルックバージョン(ナッツRV)
8.ヴォクシー DAYS POP(ホワイトハウス)
9.J cabin Mini W(MYSミスティック)
10.給電くん(AUTO ONE)