3台の愛車が同時に故障
今回、編集部としてとても走っている姿を見たかった一台がT.Tさんの乗る1963年式ロータス・スーパー7だ。驚くことに、オーナーのT.Tさんはもう1台、ケータハム・スーパー7をお持ちだというのだが、その理由が、エンジン系トラブルによる修理に時間がかかってしまい、2年間も乗れない状態となってしまったことがストレスとなり、憧れていたロータスを増車したというのだ。
「ロータス・スーパー7は去年購入しまして、今年は待ち焦がれていたマロニエに参加できると思いました。今朝エンジンを掛けて調子よく走っているなぁと思っていたら、来る途中でブレーキ系トラブルに見舞われてしまい、今年も走行イベントには参加できませんでした」と話すT.Tさん。去年は、所有しているマツダサバンナRX-7カブリオレもケータハムも修理中で参加することができず、今年は参加できるクルマがあるにもかかわらず、まさかの道中にトラブルが出てしまい、泣く泣く走ることができないという結果となってしまい残念だが、バーベキューで仲間とクルマ談義を楽しんでいる姿が印象的だった。
T.Tさんは、オープンカーに乗りたくて、少ない選択肢の中から選んだクルマが平成8年から所有しているサバンナRX-7カブリオレ。その後、雑誌の影響もあり、カタチも好きで、丸めでシンプルという部分に惹かれ、約10年前にケータハム・スーパー7の購入に至ったという。
「維持費など心配な面もありましたが、乗ってみるといろんな人と繋がりができていったこともあり、今でも所有できていますね。スーパー7は、素顔さらして風を受けて走る他のクルマにはない楽しさが魅力ですね」とTさんは語る。
現在の悩みは「3台クルマを所有していて、1台ぐらい走れば良いのですが、3台同時に壊れるということですね、なかなか交代制にならないことが、自分とクルマの相性が良いのか悪いのかと考えちゃいますね」とオチまで付けてくれたT.Tさん。次回は是非3台が動くところを見たいと思った、マロニエ・オートストーリー『春』ミーティングだった。