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2500ccエンジン搭載のオートバイ! トライアンフ「Rocket3 TRF」が日本上陸

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: トライアンフモーターサイクルズジャパン

量産バイクでは世界最大排気量のエンジン搭載

 トライアンフモーターサイクルズジャパンが、トライアンフの最新型ファクトリーカスタム「Rocket3 TRF」の詳細を発表。量産バイクとして世界最大となる2500ccエンジンを搭載し、世界限定750台の販売となる。ナナハンと呼ばれるバイクの排気量は750cc。2500ccといえばミニバンやセダンに搭載する排気量といえば、その凄さが理解していただけるだろう。価格は325万円(税込み)という。

 バイクの知識がある人なら、シボレーの8.2リッターV8エンジンを搭載したボスホス、30年くらい前に登場VWビートルの1.8リッター水平対向4気筒エンジン搭載のアマゾネス、といった自動車用エンジンを流用搭載バイクを思い浮かべるだろう。

 トライアンフが発表したRocket3 TRF(TRFとはトライアンフ・ファクトリー・カスタムの略)は、このバイクのために製作された、量産バイクとしては世界最大の2.5リッターエンジンを搭載。しかもマルチシリンダーではなく直列3気筒。これを縦置き搭載するというのも、横置きが一般的なバイクの世界では驚きだ。最高出力は170psと控えめだが、最大トルクは221N・m(22.5kgf)を発揮する。

 マッチョなスタイリングを引き立たせるのが、カーボン製パーツを採用するボディや専用設計のArrowサイレンサーのエンドキャップ。アルミニウム製片持ちスイングアームなどによって前モデルより40kgの軽量化を実現したという。ただし現段階では車重は未発表。

 さらに、シグネチャープロファイルデイタイムランニングライト(DRL)を特徴とする最新型フルLEDツインヘッドライト、コンパクトLEDインジケーター、テールライト、ナンバープレートライトを含むオールLEDライトを装備する。

 ブレーキはブレンボ製を採用し、前後のサスペンションは日本のSHOWA(ショーワ)製。フロントは倒立式フォークで、リヤはリザーバータンク付きフルアジャスタブルモノショックだ。

 このほかコーナリングABSやトラクションコントロール、クルーズコントロール、キーレスイグニッション、タイヤ空気圧モニタリングシステム、USBソケットなど安全・快適装備も充実。なお、各車にはシリアルナンバーが刻印されたプレートが装着される。

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