クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • 高齢の両親にオススメしたい! 予算150万円で狙える安全装備充実のコンパクトカー5選
CAR
share:

高齢の両親にオススメしたい! 予算150万円で狙える安全装備充実のコンパクトカー5選

投稿日:

TEXT: 山本晋也  PHOTO: Auto Messe Web編集部

新車で狙える予算内に注目

 事故のニュースを見て他人事に感じている人もいるかもしれませんが、ハンドルを握っている限り交通事故を起こす可能性は誰にでもあります。どんなに自信があってもヒューマンエラーをゼロにすることはできません。そして、機械の不具合もゼロにできません。人間と機械が協力することで、交通事故は減ってきているのです。

 とくに、ここ数年は先進安全装備が交通事故を減少させているのも事実。そうした運転支援システムの中でも「衝突被害軽減ブレーキ(AEB)」はダイレクトに事故低減に役立っているといわれています。

 そんなAEB装着車も、初期は高級モデルに限られていましたが、普及期となり軽自動車にも装備されるようになっています。ここでは150万円の予算感で、新車を狙える先進安全装備を持つコンパクトカー、軽自動車を紹介しましょう。

トヨタ・パッソ

 ダイハツ・ブーンと兄弟関係にあるトヨタのコンパクトカー「パッソ」は、1リッター3気筒エンジンを積む、文字通りのリッターカー。2018年10月のマイナーチェンジにより小型ステレオカメラにより前方を監視する先進安全装備「スマートアシストIII」を、廉価グレードを除く幅広いグレードに標準装備している。

「SA III」と呼ばれる、この先進安全装備はカメラを用いることで歩行者も検知できるようになっているのがポイント。カメラで白線を検知できるので、60km/h以上での車線逸脱警報も備わる。また、前後バンパーに超音波センサーによって前後の誤発進抑制機能も実現。

 そのほか夜間の視認性を適切にするオートハイビーム機構、信号待ちなどで前のクルマが動いたことを知らせる先行車発進お知らせ機能も装備。こうした先進安全装備付きで120万円台からのメーカー希望小売価格というのは、AEBの普及という意味でもプラスになっている。

 

スズキ・イグニスHYBRID MG

 いま流行のクロスオーバーSUVは、付加価値商品としてスタンダードなモデルよりも高めの価格設定となっているが、コンパクトカーであればAEBを装備したSUVを150万円の予算でもターゲットに入ってくる。スズキ・イグニスのベーシックグレード「HYBRID MG」であれば『デュアルカメラブレーキサポート』と呼ばれる先進安全装備をつけても、ギリギリ150万円以下の147万9600円の価格設定となっている。

 ステレオカメラを使った、このシステムには歩行者も検知するAEBのほか誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能も搭載。なお、ハイブリッドシステムはISGを使ったマイルドハイブリッドに分類されるものだ。

 

スズキ・スイフトXG Limited

 スズキのグローバルコンパクトカー「スイフト」のベーシックグレードXG Limitedは『デュアルセンサーブレーキサポート』という先進安全装備を標準装備。それでいてメーカー希望小売価格は5速MTが145万6920円、CVTが146万1240円(いずれもFF)と150万円の予算感に収まる。ポイントは、MTであっても歩行者も検知するAEBが備わっていることだ。

 もちろん、車線逸脱警報や先行車発進お知らせ機能なども採用。このシステムは赤外線センサーと単眼カメラを併用したもので、さらにミリ波レーダーも備えることにより先行車を追従するACC(アダプティブクルーズコントロール)も実現しているのはうれしいポイントだ。

 

日産・デイズ

 平成の最後に登場した日産デイズは、同社の誇る運転支援システム「プロパイロット」やクラス初のヘルプネット「SOSコール」をオプション設定しているなど安全にも気を配った軽自動車。日産のAEBである『インテリジェントエマージェンシーブレーキ』をはじめとした先進安全装備については、ベーシックグレードにも標準装備される。

 システムとしては単眼カメラを使うものだが、誤発進抑制においてはバンパーに備わるセンサーを使うなど安全意識の高い仕様。最上級グレードでは160万円を超える価格設定だが、ベーシックグレードは130万円以下のメーカー希望小売価格であり、本体価格が150万円以下というくくりであれば、ハイウェイスターのエントリーグレードまでターゲットになってくる。

 

ダイハツ・ミライース

 歩行者も検知できるAEBで、もっとも手頃な価格といえるのがダイハツの軽自動車「ミライース」だろう。その先進安全装備はステレオカメラを使った「スマートアシストIII」で、AEB機能だけでなく、車線逸脱警報やソナーを使った前後の誤発進抑制機能も備えている。

 廉価版ではなく、フルスペックの「SA III」といった内容だ。飾りっけのないビジネスグレードである『B』においても「SA III」を設定しているのは、誰もが事故を起こさないようにという願いが込められている。実質的な最上級グレードとなる特別仕様車「G“リミテッド SA III”」でもメーカー希望小売価格はFFで122万5800円、4WDが134万7840円。150万円の予算であれば、中間グレードにナビをつけてもお釣りがくるほどアフォーダブルな価格帯だ。

すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS