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4WD & SUVのイベントで見た「オーナーカーの最新カスタマイズ事情」

クルマもカスタムも十人十色

 例年にも増して大盛況となった、JAEFA WEST主催の「4WD & SUV カーニバル」。今年で6回目の開催となり、四駆ユーザーには毎年恒例のイベントになっている。広い駐車場は、そんな4WD & SUVファンの愛車で満杯。ザッと見渡しても、やはりスズキ新型ジムニーが目立ち、人気の高さがうかがわれた。もちろんそのほか、ハードチューンが施された先代&旧型ジムニー、三菱デリカD:5、トヨタ・ランドクルーザーのチームなどが、メンバー同士で交流を深めるなど、オーナーたちも熱い。そんな彼らの愛車とこだわりのカスタムに迫ってみた。

 

パジェロミニ リンクス

 三菱・パジェロミニのなかでも丸目4灯ヘッドライトとルーバーグリルが与えられた特別仕様、パジェロミニ リンクス。純正のフロントバンパーは取り外され、4WDらしいワイルドなグリルガードを装着。ルーフのラックや4つの補助灯もアウトドアな雰囲気を醸し出していた。

 パジェロミニはジムニーのライバル的存在として、三菱ファンのハートを惹きつけたのだ。

 

ハスラー

 ハイトールワゴン系全盛のなかにエポックメイキングなフォルムで登場し、SUV軽自動車の新しいカタチを生み出したスズキ・ハスラー。リフトアップやオフロードタイヤの装着など、カスタマイズユーザーを刺激し、多くのアフターパーツメーカーもハスラー市場に参入している。

 こちらは主に青色(正式色名:サマーブルーメタリック。いまは新車では買えない薄めの青)のハスラー仲間でオフ会やツーリングを楽しんでいるグループ。じつにユニーク!

 

グランド ビターラ

 スズキ・エスクードの輸出仕様、GRAND VITARA(グランド ビターラ)をリフトアップ&マッドテレーンタイヤでタフなフォルムにモディファイ。インターネットの情報を駆使して、オーストラリアなど海外からパーツを取り寄せ、GRAND VITARAテイストにうまく作り込んでいる。

「もっといろいろとやりたいのですが、なかなかパーツがなくて……」というのがオーナーの悩みのタネとか。

 

ランドクルーザー

 新婚のふたりが所有するのは、生誕30周年を記念して1年限定で再販されたトヨタ・ランドクルーザー70(ガソリンエンジン車)。過去にはジムニーに乗っていたこともあるという。そして、いまも新型ジムニーの納車待ちでもあるという4WDフリーク。そんなこともあり、現在の愛機ランクル70のシートのヘッドレストはジムニー用を流用している。

 ハードなクロカン仕様というよりはSUVのノリ。なのでタイヤはマッドテレンではなくオールテレンを履き、週末はバイクを積んでアウトドアに出かけるのが楽しみとか。

 

ジムニー

 ジムニー専門店のアウトクラスカーズにて足まわりなどを含めてモディファイ。昨日納車されたばかりだというブラックボディのJB64型シエラを披露してくれた。フロントグリルや9mmオーバーフェンダー、リアバンパーなど同社のオリジナルパーツでクラシカルな雰囲気にカスタムされているのがポイント。

「旧車っぽい雰囲気のなか、ホイールはあえていま風なデザインをチョイスしています」とオーナー談。

 

ランドクルーザー

 ボディのキズや凹みを見れば分かるとおり、ハードなクロスカントリー走行を楽しむランドクルーザー乗りが集うグループ。土で汚れていても、足まわりが錆びていても、ドアがボコボコでも、四輪駆動ならではの勲章になっているのが面白い。

「メンテナンスはしっかりと! そんな意味でボロさなど細かいことは気にしないです」。ランクルへの深い愛を感じる。

 

FJクルーザー

 2017年4月に新車で購入。「このイベントに参加するのは今年で3回目になります。『去年からまた変わりましたね』と仲間から声を掛けられるのが楽しみのひとつです」とコメントするのは、トヨタ・FJクルーザーオーナーのf_j_motoさん。

 エクステリアは自分好みのデザインと個性を追求するためにDIY塗装。これからも個性を大事にしてカスタマイズに励んでほしい。

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