手ごろなサイズのコンパクトSUV
アクティブにガンガンアウトドアレジャーを楽しみたい。だからこそ走破性も高いSUVが欲しいけれど、普段の街乗りも考慮してちょうどいいサイズが欲しいという人にオススメなコンパクトSUVを独断と偏見でピックアップしてみた。
スズキ ジムニー
軽自動車ながら本格的なラダーフレームやリジッドサスペンションの採用で圧倒的な悪路走破性を誇るのがジムニーだ。昨年登場した4代目は圧倒的な悪路走破性はそのままに、オンロードでの乗り心地や操縦性が大幅に向上。アウトドアのみならずタウンユースでの快適性もアップしている。
またボディカラーのバリエーションも増え、より自分の個性を打ち出しやすくなっている点も見逃せない。もちろんアフターパーツも続々と登場しているので、自分だけのクルマを作り上げる楽しみも豊富だ。
スズキ クロスビー
軽自動車だとちょっと小さすぎる……という人には同じくスズキからリリースされているクロスビーはいかがだろう。見た目こそ軽自動車のハスラーに似ているが、実際にハスラーの部品はほぼ流用されておらず、共通なのはそのイメージだけとなっている。
4WD車にはブレーキペダルを踏まなくても自動的に車速を約7km/hにコントロールするヒルディセントコントロールと、滑りやすい路面での発進時にスムーズな発進をサポートするグリップコントロールが標準装備。SUVとしての実力も折り紙付きだ。
三菱 RVR
三菱のSUVというとパジェロやアウトランダーといった大型のモデルを思い浮かべがちだが、忘れてはならないコンパクトSUVがRVRだ。すでにデビューから9年が経過し、熟成が進んだRVRはクロスオーバーSUVながら強力なトラクションが得られる「4WDロック」モードを含む3つのモードを切り替えることができる。
また、価格も最上級グレードでも250万円強と比較的安価で狙える点も見逃せない。三菱のコンパクトSUVには新型車のエクリプスクロスが存在するが、RVRは価格と性能のバランスが高いモデルと言えるだろう。
スバル XV
AWDと言えばスバルを外すわけにはいかない。XVはこれまで紹介した車種に比べるとコンパクトとは言い難いかもしれないが、スバルの安全思想である”0次安全”により、運転席からの見切りの良さは格別。サイズを意識せずに運転することができる。
またクロスオーバーSUVとしては珍しく、全高が1550mmに抑えられているのも(ルーフレール非装着車)、立体駐車場に入れることが多い都市部のユーザーには嬉しいポイントだろう。