子供の頃に憧れたスーパーカーたち
クルマに興味がある方なら1度は触れたことがあるミニカー。大人から子供まで虜にしてしまう人気のトミカプレミアムから”フェラーリ・ディーノ246GT”、通常版のトミカシリーズに”エンツォ・フェラーリ”が登場した。そして、ラジコンも手がける京商は、”童夢零”を発売予定という。早速3台の詳細をお届けしよう。
・トミカ
トミカシリーズの中でもディテールに拘った、クオリティが高い「プレミアム」から流麗なデザインが美しいディーノ246GTが登場。ボディ右側のリアタイヤ前にあるピニファリーナのエンブレムやクロモドラ製ホイールなど1/61スケールながら細部まで再現されている。
ボディカラーはトミカプレミアム発売記念仕様の黄色と通常版の赤色を用意。発売は6月15日で価格は税抜き800円。
もうひとつはトミカの中でスタンダードといえるシリーズにエンツォ・フェラーリが追加される。エンツォ・フェラーリといえば、フェラーリ創業55年を記念し登場した399台限定モデル。新車価格は7800万円だったが、完売後は1億円以上の値がついた幻の名車だ。ボディカラーは初回限定がシルバー、通常版はレッドを纏っており、税抜き450円で6月15日に発売される。
父の日を前にエンツォ・フェラーリ(父)とディーノ(息子)に名を冠した2台が同時に発売されるのは、タカラトミーからの最高のギフトかもしれない。
・京商
国産車をメインに1/18スケールで展開する京商のsamuraiシリーズからは、1970年代のスーパーカーブーマーには懐かしい童夢 零が登場。レーシングコンストラクターの童夢が市販化を目指して開発、国産エンジンに日産の2.8リッター直列6気筒エンジンをミッドシップに搭載した。
直線貴重なスタイルと、スーパーカーには欠かせないリトラクタブルヘッドライト、そしてスイングアップドアの採用など、日本の子供の心を掴んだ。尖ったフロントノーズや宇宙船のようなフォルムはいま見てもカッコいい。リアから見た時にミッションケースがチラリと見えるのも嬉しい。
文句の付けようがない再現力は、さずが京商のsamuraiシリーズ。ワイパーの形状やホイールの形状、特徴的な内装やステアリング形状も窓の隙間から見るワクワク感は”童心”に返ることができる。価格は税抜き1万8000円で700台限定となっている。