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ハイビジョンカーナビと連携!高画質新型ドライブレコーダー登場

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: JVCケンウッド

ケンウッド「彩速ナビ」連携専用モデル

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940」の発売を発表した。前方/後方の映像は、同社の“彩速ナビ”のHD対応モデルである「TYPE M」シリーズの新商品「MDV-M906HDL」、「MDV-M906HDW」、「MDV-M906HD」と連携可能な専用モデルだ。

 近年、ドライブレコーダー市場は急速に拡大し、各メーカーからさまざまな製品がリリースされている。ドライブレコーダーを取り付けることによって、事故発生時、あるいは事故後の処理が円滑に進んだり、煽り運転に対する注意喚起に繋がっている。さらに運転者の安全意識を高めたりするといったメリットをもたらし、交通事故に直結する要因の抑制に絶大な効果をもたらしている。

 

 JVCケンウッドでは独自の映像光学技術を生かした高画質モデルや2カメラドライブレコーダーなど、高付加価値モデルからコストパフォーマンスに優れたスタンダードモデルやエントリーモデルまで、ユーザーニーズに応えた幅広いラインアップを展開し、ドライブレコーダーの普及に大きく貢献してきた。

 そんな同社からフルハイビジョンモデルの“彩速ナビ”「TYPE M」シリーズの新商品「MDV-M906HDL」、「MDV-M906HDW」、「MDV-M906HD」と連携専用となる前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940」は注目すべきアイテムと言える。

 それは、録画中の映像や録画済みの再生映像をHD対応“彩速ナビ”に搭載された高精細HDパネル(1280×720)に、高画質なハイビジョンで表示できること。JVCケンウッドのWVGAパネル搭載モデルと比較して約2.4倍の高解像度を実現し、表示画像に大きなジャギーがなく、各映像をくっきりとシャープに確認できるのは、ナビ連携型ならではの特徴といえるだろう。

 カメラ部と録画部はセパレート化されているが、これによりカメラ部の小型化に加え、前方・後方の映像録画をSDカード1枚で実現している。さらに、リヤカメラはルームミラーやバックカメラの補助用として使える。例えばリヤウインドウが小さいクルマなど、ルームミラーでの後方確認が難しい場合などに、ナビ画面に車両後方の映像を表示してルームミラーの補助的な役割を果たし、スマートかつ安全なドライブをサポートしてくれるというわけだ。もちろん、悪質な煽り運転に対する備えとしても有効だ。

 

 カメラは、水平角約124°/垂直約68°の広角レンズにより、広い視野の撮影を実現。また、高感度CMOSセンサーとF2.0レンズの搭載により、高精細で鮮明な映像が撮影できる。フロントカメラには、露出を変えた複数の撮影画像を合成する「HDR(ハイダイナミックレンジ)機能」を搭載。逆光やトンネルの出入り口など、明暗差が激しい環境時におきやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑えて明瞭な映像が記録できる。

 ドライブレコーダー機能を挙げておくと、フロント用、リヤ用のカメラで常時録画/イベント記録/手動録画/駐車録画/静止画記録が行なえる。前方・後方の同時録画によって、万が一の状況に陥った場合でもしっかりと対応する。

 JVCケンウッドでは、今後もHD対応“彩速ナビ”と「スマート連携」する周辺機器のHD化を進めていく、とのこと。“彩速ナビ”の特徴のひとつである車室内のエンタテイメント空間の創造に加え、安全かつ楽しいドライブをサポートするという付加価値をさらに強化することでワンランク上のカーライフを提供してくれる。

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