働くクルマによるデモイベントも用意
愛知県長久手市にあるトヨタ博物館では、来たる7月13日(土)から9月23日(月・祝)まで、夏の全館イベントを開催する。博物館全体を“自動車文化体験の場”とすることを目指し、「世界のスポーツカー」「憧れのはたらく自動車と記念撮影」 「フィールドパフォーマンス」「学ぼう!作ろう!キッズラボ」という4本の柱で展示を構成している。
トヨタ博物館で夏休み向け企画が実施されるようになったのは、一昨年からと比較的最近のこと。過去2回は「ト博 夏フェス 2017(2018)」と称していたが、今年はタイトルも「サマーフェスタ2019」と長くし、充実した内容にグレードアップしている感が強い。7月13日(土)から9月1日(日)までは、小学生は入場無料だ。それでは4つのメインメニューをご紹介しよう。
世界のスポーツカー
「世界のスポーツカー」では、人気のスポーツカー10台が展示される。タイプの異なる5つのグループに分けてスポーツカーの魅力を見せ、クルマに興味を持ってもらおうという狙いだ。
【展示車両】(乗車不可)
1:世界初のスポーツカー
イスパノスイザ・アルフォンソVIII 1912年(スペイン)
2:ライトウェイトスポーツカー
3:アメリカン・スポーツカー
シボレー コルベット・スティングレイ 1963年(アメリカ)
4:世界に挑戦した和製スポーツカー
5:スタイルと性能の頂点を極めるスーパーカー
ホンダ NSX 1990年(日本)
働くクルマと一緒に記念撮影
「憧れのはたらく自動車と記念撮影」は、子どもたちに大人気のパトカー、救急車、トゥクトゥク(タイのタクシー)の3台に“乗っての記念撮影”や大人も楽しめる“ぬり絵”、子ども向け“スタンプラリー”を実施する。
パトカー トヨタ・クラウン パトロールカー 2005年(日本)
日時限定イベントや浴衣だと入館料が半額
日時限定での開催メニューとなるのは「フィールドパフォーマンス」。これも人気のコンテンツで、クレーンやショベルカーの実演、陸上自衛隊の災害派遣車両と装備の展示などがある。
【フィールドパフォーマンス】(P2駐車場で実演)
7月13日(土)11時〜11時30分:交通安全教室・白バイ走行
8月31日(土)11時〜11時30分:かにクレーン&ショベルカー実演
9月7日(土)11時〜11時30分:キャリアカー積み込み実演
9月15日(日)&16日(月・祝)10時〜16時:陸上自衛隊災害派遣車両&装備展
「学ぼう!作ろう!キッズラボ」は、今年初の試みとしてモノづくりの楽しさを体験できるクレイモデル造形教室を実施。こちらも日時限定で、毎年好評のウッドカー・チャレンジをはじめ、子どもたちのクルマへの関心喚起と環境をテーマにした内容を充実させた。
【学ぼう!作ろう!キッズラボ】(文化館1階ホールTINY STUDIO)
7月15日(月・祝)11時〜12時/13時30分〜14時30分:葉っぱスタンプでエコバッグ作り 定員15名/回
7月20日(土)、27日(土)10時〜11時30分/13時〜14時30分:ウッドカー・チャレンジ 定員20名/回
8月3日(土)10時〜12時/13時30分〜15時30分:クルマお絵かきコンテスト〜みんなで出かけよう!〜 定員8名/回
8月4日(日)10時30分〜12時30分/14時〜15時:科学のびっくり箱! なぜなにレクチャー「衝突安全ボディ」 定員30名/回
8月10日(土)10時〜12時/13時30分〜15時30分:クレイモデル造形教室 定員12名/回
※ウッドカー・チャレンジのみ当日先着順で参加費500円が必要。それ以外は無料だが事前申し込みが必要
今年は開館30周年を記念し、8月13日(火)から15日(木)の3日間は20時まで開館時間を延長。「クルマなぞときNight」 「お立ち台で記念撮影」 「スペシャルガイドツアー」など、夜だけのプログラムを充実させたお盆期間限定の「ナイトミュージアム」も行なわれる。なお、この3日間は終日、浴衣での来館者は入場料が通常の半額という。