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ポン付けモジュールでBMW X3を30馬力アップ!機能性と美しさを追求する「3D Design」とは

国内外で支持される日本発祥のBMWチューナー

 BMWのチューニングアイテムやドレスアップパーツの開発&販売をする「3D Design(スリーディー・デザイン)」からBMW現行X3 用の新作エアロパーツなど、さまざまなアイテムがリリースされた。そのなかでも注目なのは「ブースターチップ3」。カプラーオンで装着するだけでターボの最大過給圧を高め(ブーストアップ)、最高出力を約30馬力アップさせる。

 3D Designは、1998年の創業以来一貫してドイツのハイブランドであるBMWだけを専門に扱うチューニングおよびカスタマイズブランド。その製品のほとんどは日本国内において設計・製造されており、その価値は日本国内のみならず、北米やアジアを中心に世界中のBMWユーザーから支持されている。

 同社がリリースする製品は、BMW(BMW MINI)用のエアロパーツからインテリアパーツ、エンジン関連の電子機器アイテム、マフラー、サスペンションとドレスアップから機能性パーツまでとじつに幅広い。パーツのみならず、コンプリートカーでの販売もするというだけあって、トータルバランスにこだわってパーツ開発を行っていることは容易に想像できるだろう。

 今回取材したのは「X3 xDrive20d M Sport」。ノーマルでもスポーティなフォルムを採用するMスポーツに、3D Designはフロントリップスポイラー、リアディフューザーを新設定した。さらにX3用としてルーフスポイラーもラインアップする。

 フロントリップスポイラーとリアディフューザーは軽量なカーボン製。クリアゲルコート仕上げで、カーボンならではの風合いを演出する。フロントリップスポイラーは、純正バンパーの下に装着。安定感のある低重心フォルムを実現。

 リアディフューザーは、純正との置き換えタイプ。フィンを際立たせ、マフラーまわりの造形を立体的なデザインにすることで、アグレッシブかつ機能的な美しさを両立する。

 ルーフスポイラーはウレタン製。ボディラインとのつながりがポイントで、ダックテール風にせり上がった後端部がスポーティ感をアピール。

 ホイールは、信頼性の高い国内の工場で生産。オリジナルの5スポークデザインを採用する超軽量の鍛造アルミホイール「タイプ3フォージド」のサイズは、8.5J×20と10.0J×20を設定。ホイールの軽量化することで、サスペンションの動きが良好になり、乗り心地はもちろん路面のアンジュレーションへの追従性がアップ。BMWらしいハンドリングに磨きをかけるわけだ。

 さて、このX3に装着されているアイテムで注目したいのは、ブーストアップモジュール「ブースターチップ3(20d用)」だ。3D Deisgnでは ブーストアップモジュールを10年以上、モデルチェンジをしながら販売してきた実績をもっている。その間に蓄積したノウハウなどにより、パフォーマンスアップと高い信頼性を約束する。

 X3 xDrive20d M Sportが搭載するB47型ディーゼルエンジンへの取り付けは、各種純正センサーのカプラーに接続するだけ。一切の配線加工を必要としないのが特徴だ。まさにポン付けなのだが、センサーからの情報を基にモジュールが安定した制御を行う。

 さらに他社のブーストアップモジュールと大きく異なるのが、出力を変えられる調整ダイヤルが採用されていることだ。搭載するクルマのチューニングの度合いやエンジンコンディションに応じて、このダイヤルで微調整を行うことで不意なエラーなどを回避することもできる。また、点検などで一時的にモジュール本体を取り外した時につかうバイパスプラグ(3800円)も用意しているそうだ。

 インテリア系パーツも用意されている。ペダルセット(アクセル・ブレーキ)、フットレストは、アルミ製で見た目がスポーティなだけでなく、最適な硬さのラバーを配し足を乗せたときの操作フィーリングにもこだわっている。

 アルミ製パドルシフターは純正との置き換えタイプ。純正よりサイズアップされパドルの配置が手前になっているので操作性も良好だ。なお、カーボン仕様もラインアップしている。

 なお、これら商品は各地にある取扱いチューニングショップや一部の正規ディーラーでも購入が可能。もちろん3D Designショールームでも購入、取付はできる。また同社では、トータルチューニングしたコンプリートカーの販売や製作も行っているそうだ。

スリーディーデザイン
TEL 045-595-3330
http://www.3ddesign.jp/

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