デザインテーマ「LOVE」を表現した内外装
ルノー・ジャポンは7月11日から、フランスでもっとも愛されているクルマ、ルーテシアに情熱的な赤いボディカラーの“ルージュ フラム”を再び採用し、さらに特別装備を施した限定車「ルノー ルーテシア アイコニック(ICONIC)」を40台限定で設定。全国のルノー正規販売店で販売する。
フランス国内ではCLIO(クリオ)という車名で販売されているルノーのルーテシアは、5ドアでありながらクーペのように流麗なデザインやロングドライブでも楽しく快適な走行性能で多くのファンに愛されているBセグメント車。フランス自動車工業会の発表した資料で2018年、同国で一番多く売れたベストセラーモデルだ。
現行のルーテシアはクリオとしては4世代目。2012年の夏にデビューし、日本国内へも2013年9月から導入された。2005年に登場した3代目以降、日産のマーチやノートとプラットフォームを共用。本国では直列3気筒の0.9リッター・ターボから、220psを発揮するルノースポール用の直列4気筒の1.6リッター直噴ターボまで、ガソリンエンジンで幅広いバリエーションを展開。ディーゼルエンジンもある。
今回の「アイコニック」は、118psを発揮する直列4気筒ガソリンの1.2リッター直噴ターボを、6速のEDC(エフィシェントデュアルクラッッチ)トランスミッションと組み合わせた「インテンス」がベース。ボディカラーはルーテシアのデザインテーマ「LOVE」を表現する情熱的な赤のメタリックカラー“ルージュ フラム”を復刻して採用。2017年2月のマイナーチェンジの際にカタログから落ちて以来のことだ(ルノースポールでは現在でも選択可能)。
また室内にも鮮やかな赤が印象的なノワール/ルージュのインテリアとルージュ色のエアコンベゼルを採用したほか、 スポーティなボディ同色シャークアンテナ、「ICONIC」専用バッジを装備している。「アイコニック」のメーカ希望小売価格(税込)は237万2400円。これはベース車に対してわずかに3万2400円プラスという魅力的なプライスだ。