コンパクトカーC3をベースにSUV化
プジョー・シトロエン・ジャパンは、日本の道路環境にマッチしたコンパクトさとポップなボディを持ち、先進技術の投入で悪路などでの高い走破性も実現するシトロエンの新型コンパクトSUV「C3 AIRCROSS SUV(C3エアクロスSUV)を日本導入することを発表。7月16日より全国のシトロエン販売店にて発売を開始した。
シトロエン・ブランドのSUVとしては、5月に発売したクロスオーバーモデルのC5エアクロスSUVに次ぐ国内導入の第二弾モデル。全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mm×ホイールベース2605mm というコンパクトなボディサイズを持つSUVだ。
兄弟車のC5エアクロスSUV(写真下)のボディサイズが、全長4500mm×全幅1850mm×全高1710mmなので、車格は全体的に小さくまとめられているのがデータからもよくわかる。
小さな路地などでも取り回しがやりやすい小柄な車格は、シトロエンの人気コンパクトカーC3とおなじPF1と呼ばれるプラットフォームをベースに、SUV向けにモディファイしたもの。これに、同じくC3で定評がある1.2リッター・3気筒ターボエンジンや、電子制御6速オートマチックミッションEAT6をマッチング。
最高出力110ps/5500rpm、最大トルク205Nm/1750rpmという低速から扱いやすいエンジン特性と、WLTCモードで14.7km/Lという優れた燃費性能を実現している。