無灯火が増えたのは”自発光式”メーターの普及が要因
また、ヘッドライトを点灯しないクルマも見かけるが、こちらは”自発光式”メーターの普及が要因だろう。インパネ(メーター)まわりが明るいゆえに気がつきにくいわけだ。このような点灯忘れ防止のためにオートライトが新型車両では2020年から。継続車両については2021年から義務化になるが、そうなれば問題は解消できるだろう。
もし、オートライトが付いていなくても、カーナビがライト点灯で暗い夜間色になるように設定しておけば防げたりもする。
そもそもトンネル内や暗くなってきた夕方でも、ライトを点けないクルマは多いし、ハイビームのままというのも点けっぱなしなのでは?と思うことも多い。一旦停止しない車両や、横をクルマが通っているのにドアを開ける人が増えているのと関係なくはないだろう。
技術の進化によって運転のための様々な操作が不要となった現代。単純にクルマにおける行動意識が希薄になっていて、なんとなく運転しているということも多いのではないだろうか。