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泥臭いがカッコいい? “アイツとは違う”を創造するマッドヴァンスの説得力

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 本間章吾

クロカン系ブームに推しのホイール

 RVブームと言われたかつての”クロカン”って、どこかワクワクできる世界観があったと思うのです。パジェロ、サーフ、テラノ、ビッグホーンなど、1990年代の元祖SUVはレジャー向けのクルマとして受け入れられ、さらには一般的な乗用車にグリルガードや背面タイヤを装着した”RV”を名乗る派生車種が登場するなど、クルマに飽き気味だった者を奮い立たせる魅力がありました。

 あれから20年余り。主流は、ワゴンやコンパクトカーの車高をアップしたようなクロスオーバーSUVに変化。しかし、いまでは昔ながらのラダーフレームを持つジムニーやランドクルーザープラドといったクロカン系に感度の高い人からの視線が集まっているんです。

 彼らの購入理由についても「快適な車種はいっぱいあるけど、自分の求めるライフスタイルを満たすのがクロカン系SUVなので」という明確な意思を持っていること。かつてのRVブームを連想させるというか、あえて泥臭いクルマを選ぶユーザーが増えたように思えます。

 さらにデリカD:5といった悪路の走破性を重視したミニバンも激アツ。最近になってライバルと同じオラオラ顔にシフトしましたが、それでも快適性に勝るトヨタのアレより魅力を感じるのは、最近のミニバンにはないオフ系テイストに好感を持つ人が増えているではないでしょうか。

 

スパイスのちょい足しで旨味アップ

 そして、シーンに敏感な彼らはそれ以上に豊かなカーライフスタイルの方法論として、カスタマイズを楽しんでいます。好例がココにある2台。サンプルとして紹介するのは、商用バンの代表格であるトヨタ・ハイエース、そして人気ミニバンの三菱D:5なのですが、デジタルな世界観に支配された現代のクルマにはない個性が宿っていると思いませんか。クロカン系はクルマだけに止まらず、スタイルとしても人とは違う”何か”を求める層から支持を集めているのです。

 その支えとなっているのが、足元にセットされたホイールの存在。SUVやRV、トランスポーターに的を絞ったデザインホイールを展開するブランド「ウェッズアドベンチャー」のなかでも、高いデザイン性とオフロードテイストを融合させたシリーズが、今回の主役となった「MUD VANCE(マッドヴァンス)」なのです。

【MUD VANCE 04】

マッドヴァンス04は、6ホールは6交点、5ホールは5交点となるラフメッシュモデル。コの字の立体ポリッシュラインを配したリム外周や、急激なコンケイブを描くことで力感を表現したのが特徴だ。オフ系はもちろん、ミリタリー路線に履かせてもサマになる1本だ。

センター部を突出させた、いかにもオフテイストな味付けも魅力。切削部分はセンターキャップと連結させたようなデザインとなり、一体感を高めた。

リム外周にはコの字型のポリッシュラインと、ビードロック風のピアスボルトを採用。アクセントの見せ方もマッドヴァンスらしいウマさが光る。

マッドヴァンス04
https://www.weds.co.jp/products/adventure/mudvance04.html

 

 

【MUD VANCE 05】

マッドヴァンス05はUS風味な骨太スポークで、左右非対称の変則ツインスポークにカギ状のポリッシュラインを走らせたアグレッシブな意匠に。”04″と同様に「TPMS空気圧センサー」の装着安定性を高めたバルブ穴加工も処理済み。ハード走行もこなすSUVにとって大きな安心材料となるだろう。

ポリッシュラインが走るスポークエンド(リム部)には、リベット風のアレンジを添えたアクセントをプラス。さらにヒネリを与えたことで躍動感を高めるなど、”04″よりも個性を薫らせた印象だ。

リムを深く取った造形となっているのもポイント。フェイスはフラット気味で伸びやかな印象だが、センターはグッと落とし込ませたことで力強さをみせる。

マッドヴァンス05
https://www.weds.co.jp/products/adventure/mudvance05.html

 

 アウトドアシーンはもちろんのこと、ストリートでも他とは違う異彩を放つ存在は、シーンに敏感なSUV乗りが指名買いするブランドとしても有名。マッドヴァンスは、ジムニーやアウトランダー、エクストレイル、FJクルーザー、CX-5などに対応する豊富なサイズ設定からも支持されています。そんな最新作2モデルなので注目せざるを得ないのは、言うまでもありません。

 しかも、マッドヴァンスを履かせたデモカーのホイールサイズは、純正同等もしくは1インチアップ程度というレベル。車高に関してもオフロードテイストを高めるならば、デモカーのように少しだけリフトアップしてみるといいでしょう。このような簡単カスタマイズだけで、ベース車の魅力を大きく引き上げられるホイールなのです。SUVならまだしも、ミニバンやワンボックスでさえ違和感のないクロカンスタイルが完成できるワケですから。

 なによりもクルマから「よき道具感」が感じとられるから素敵。自然体なライフスタイルを創造できる”マッドヴァンス”だから実現できるのです。しかも、お金じゃなくてセンスですよ。

 

車両協力:オートモーティブジャパン(TEL045-534-6071)

 オールペンやリフトアップを施したオリジナルのコンプリートカー販売を展開。デリカやハイエース、クロスロード、ジムニーを中心に、旬のクロカンテイストを盛り込んだ車種を取り扱い中。

http://www.weds.co.jp

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