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ひとりで行くキャンプ! 「ソロキャン」がブームな理由と必要なグッズ

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TEXT: さいば☆しん

ソロキャンに必要な装備とグッズ

 ここでは、ソロキャンに必要なグッズをご紹介。まず、大前提として、ソロキャンも人によって、何を求めるか? 何をしたいのか? と自由の解釈が違うので、そのグッズも変わってきます。今回も独断と偏見で、私の視点からオススメしたいと思います。

その1:寝具

 私の場合、自由と言えば真っ先に思い浮かぶのが「ゴロゴロしている」事なので、寝る為のグッズが最優先となります。もちろん、夜も熟睡できなければ、ストレス解消どころか、疲労が溜まる原因となりますので、ますますもって重要です。寝袋も、寒くないシーズン用ならば、恐ろしくコンパクトになるものもあるので荷物になりません。

 また、寝袋を持ってなくても、車中泊なら、毛布を封筒状にすれば、寝袋の代用になります。兎にも角にもリラックスが最優先されるので、自分がマッタリできる寝具、コット(折りたたみ式の寝台)やベッド、ハンモックでもなんでも、自分の身体に聞いて選びましょう。

その2:テント・タープ

 車中泊ならば、テントは不要。ただし車内は多少、閉塞感があるので、サイドオーニングか、タープ、さらにブルーシートでも開放感のあるスペースが出来上がります。テントも一人用でしたら、設営/撤収も数分の簡単なものがあるので、デザイン、サイズでお好みのタイプを選ぶと良いでしょう。

 また、テントは、フライ(防水)シートは被せずに、タープの下に設営すれば、これまた開放感のあるテントになります。

その3:チェア

 チェアも自然の中で、リラックスする為には重要。小型軽量のものから、背もたれ・足置きまであるリクライニング式のものまで色々ありますから、自分の身体を大自然に開放する様な気持ちで選びましょう。

 荷物に制限がなければ、食事など、前傾がラクなチェアと、ゆったり座れる後傾タイプの2つを持って行っても良いかもしれません。ソロキャンは自由ですので、何をもっていっても文句は言われませんので。

その4:焚火台(コンロ)

 暑い季節でなければ、ソロキャンの友と言ってもいいのが「焚火」。一人でいても、炎が話し相手になってくれます。直火は禁止されているところもありますし、焚火台は調理に使えるので、コンロ代わりにもなります。

 一方、人気のソロキャンプ用の小型コンロも、目の前で小枝とかパチパチ燃やして時を過ごせるミニ焚火台としても楽しめますよ。

その5:飲み物と食べ物

 これぞ、ソロキャン最大のメリット。自分の吞みたいもの、食べたいものを持っていけば良いのです。インスタ映えしなくても食べたいものが優先されます。

「なにそれ?」とか、「あれないの?」とか、人から言われる事もなし。でも「ちょっと呑み過ぎじゃない?」と心配してくれる人もいないので、そこはご注意下さい。

 

 如何でしたか。ソロキャン未体験の方は、やってみたくなりませんか? 考えてみると、キャンピングカーのオフ会も「合体ソロキャン」とも言えます。つまり、ソロキャンのように、好きな時に行って、好きなものを持って行って飲み食いし、好きな時に帰るのです。しかし、実は、現地では一緒に過ごし、語り合い、料理や酒もシェアしています。

 関係を維持しつつ自立しているという、矛盾している様で、調和しているキャンプとも言えるのですね。この合体ソロキャン、結構、快適で居心地が良いんですよ。ぜひ、参考まで。

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