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ダイハツ、後付け安全装置「つくつく防止」搭載対象車の拡大へ

価格は34,560円、計7車種が対象に

 ダイハツ工業は既販車を対象に、急な発進を抑制する後付け安全装置「つくつく防止(ぼうし)」の搭載対象車種を拡大し、全国一斉に発売した。

 ペダルを踏み間違えた際などに起きる急な発進。「つくつく防止」は ペダルの踏み間違い事故による衝突被害を軽減することを目的に開発された安全装置のこと。現在乗っているクルマに対し、後付けでソナーセンサーやコントローラー、インジケーターなどを装着することにより、誤操作による重大事故の発生を抑制するものだ。

 ダイハツは、車両購入後のユーザーを含めより多くの人々に「元気な生活を送っていただきたい」「交通事故による死傷者を一人でも少なくしたい」との思いから2018年12月、2代目タントを対象に「つくつく防止」の発売を開始。その後、2019年4月までに対象車種を6車種に拡大しており、今回で計7車種/8モデルが搭載対象となった。

 これにより、ダイハツ車の現保有台数(約970万台)のうち、 約半数の車両が予防安全機能「スマートアシスト」搭載車、または後付け安全装置の対象車両となる。
 新たに対象として加わる車両は、5代目「ムーヴ(LA100S/L110S)」および、初代「ミラ イース(LA300/310S)」の2モデル。装置の構成部品や制御の仕組みは従来同様とし、対象車種を拡大することで、より多くのユーザーに手頃な価格で”安全・安心”をリリースすることとなる。 

 なお、後付け安全装置「つくつく防止」のメーカー希望小売価格は34,560円、取付費込で59,508円とのこと(ともに税込み)。

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