電装品の誤作動などには注意
さらに、電子機器への影響については、ETCのアンテナやカ-ナビのGPSアンテナの近くに人工雷を落としてテスト。エンジンをかけ、エアコンやカーナビ、ETCは全て作動させた状態で数十回落電させた結果、エンジンが止まったり、電子機器もダメージを受けたりする事はなかったとのこと。ただし、落電がETCに影響する事があったため、落電の中を走った後にETCゲートを通る時には注意が必要と報告されています。
ドライブ中に雷の直撃を受ける可能性は極めて低いですが、万が一の為に可能性を疎かにする事なく、考え得る危険性を備えて研究開発を続ける事が自動車メーカーの責務であると思います。強いて、今、話題のEV(電気自動車)が雷に直撃されたらどうなるのか? またコネクテッド・自動運転・シェアリングシステムやCFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)の構造ボディ等も含めすでに実証されているのかが大きな課題でもあると思います。
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参考文献:JAF(https://jafevent.jp/area/chubu/shizuoka/_new_1/1708_22_010_9.html)