自分の目的に合わせた最適アイテムを選ぼう
スマホやパソコンなどの充電が車内でできる機器はいろいろある。そんななかで最も手軽なのがシガーソケットに挿すだけでUSBから充電ができるカーチャージャー。AmazonトップグローバルセラーのAUKEY(オーキー)から、USB Type-CポートとUSB Type-Aの2ポートカーチャージャーが発売された。また、パソコン周辺機器を直販サイト中心に展開しているサンワサプライでは、接続機器や使用環境に合わせて選べるカーチャージャー4種をラインアップ。最新カーチャージャーの性能と機能をチェックしてみた。
10年以上のハードウェア開発の経験を活かし、家電製品やスマートフォン周辺機器をリリースしているのがオーキー。7月26日に発売された「AUKEY CC-Y11」は次世代車載充電器であり、Power Delivery 3.0対応のタイプCと、Quick Charge3.0対応のタイプAというUSB2ポートの最強コンビを搭載したのが特徴だ。
Cポート(最大5V/3A出力)は30分間で約80%までの急速充電が可能。Aポートも最大5V/3Aまで出力でき、QC3.0に対応するスマホやタブレットなどを1A充電器に比べて4倍のスピードで充電可能だ。もちろん2台同時の充電に対応するので、iPadやタブレットなどをカーナビとして使う場合の電源供給にも最適。営業職の業務用や家族連れでの移動でも重宝するだろう。
さらに独自の自動認識技術「Ai Power」によって、接続機器に合わせて最大21Wの出力で急速充電が可能。わずか13gのコンパクトなサイズながら十分な充電性能を発揮するので、運転の合間のパソコン作業や車中泊が多い人にも最適だ。12Vだけでなく、輸入車や大型車の24Vにも対応しているほか、回路保護システムがショートを防いでくれるので安心して使えるのもポイントといえよう。
後席の乗員も同時に充電可能な4ポート
次にサンワサプライは7月29日、接続機器に合わせた最大出力で充電できるカーチャージャー「CAR-CHR73U」と「CAR-CHR74U」、後部座席まで届く延長ケーブル付きカーチャージャー「CAR-CHR75U」、USB Power Delivery 対応カーチャージャーの「CAR-CHR77PD」の4アイテムを発売。いずれも接続機器に合わせた最大出力での充電が可能で、搭載された高性能ICが接続したスマートフォンやタブレット端末を自動で認識し、最適な出力で効率よく充電を行なう。
「CAR-CHR73U」は1ポート、最大2.4Aの高出力で、タブレットにも対応。シガーソケットに接続するとLEDが点灯して、暗くなった車内でも差込口を探しやすい。「CAR-CHR74U」は2ポート仕様。1ポートあたり2.4Aの合計5V/4.8Aの高出力で、スマートフォンとタブレットを2台同時に充電できる。
また、「CAR-CHR75U」は本体(運転席用)に2ポート、延長部(後部座席用)に2ポートの計4ポート搭載。各ポート最大2.4Aの合計9.6Aまで対応して、タブレットやスマートフォン、モバイルバッテリーなどを同時に充電できる。大人数の家族や友人との長時間ドライブ時でも、スマートフォンやモバイルバッテリーの充電問題はこれで一気に解決だ。
最後の「CAR-CHR77PD」は、USB Power Delivery(USB PD)規格に対応したタイプCとタイプAの2ポートを搭載したカーチャージャー。タイプCポートは最大45Wまでの出力に対応しており、スマートフォンやタブレットの急速充電やUSB PD対応のノートパソコンの充電が可能。タイプAポートと合わせると合計57Wの出力が可能で、ノートパソコンとスマートフォン2台同時の充電もOKとのこと。
4製品とも12V/24V入力に対応しており、普通車はもちろん、トラックなどの大型車でも使用が可能。用途・目的に応じて最適なカーチャージャーが選べる。
【詳しくはこちら】
AUKEYカーチャージ:https://amzn.to/2M5vV1P
サンワカーチャージ:http://sanwa.jp/pr/CAR-CHR7