空力特性を活かし念願のクラス優勝
2011年、クラス優勝を目指しマシンは年次改良で追加された重量バランスに優れ空力デバイスを有効に使えるインプレッサWRX STI・4ドアセダン(GVB)に変更された。
決勝はスタートから1時間後にクラストップとなり、そのまま一度も首位を譲ることなく24時間をノントラブルでゴール。ついに念願のクラス優勝を獲得した。
さらに勢いは続く。翌年の2012年には2011年のようにノントラブルとはいかなかったものの2連覇を達成。辰己英治監督は「タフなレースだったが、2011年のクラス優勝がまぐれでなかったことを証明できてよかった」と語っている。
続いての2013年は、2011/2012年モデルよりも大きくバージョンアップ。3連覇も期待されたが、決勝はライバルの飛躍的な進化と悪天候により、クラス2位と三連覇とはならなかった。