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宿から交通ルールまで、アメリカで経験した日本とはひと味違うクルマ旅事情

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田了

手軽で安上がりの宿はモーテル

 今年もまた、恒例となった博物館を巡る旅は、アメリカは中部から東部にかけて。羽田からミネアポリス経由でシカゴに入り、そこからはレンタカーで3週間/約9000kmの長旅でした。経費節約の折から、取材旅行での宿泊は安宿に限るのでヨーロッパでは、大部屋に2段ベッドを何台か設置し、シャワーとトイレは共同というスタイルのホステルを使うことも多くありました。

 だが今回のアメリカ旅行は、モーテルを泊まり歩くというもの。モーテルというと日本ではラブホテルと混同されていますが、本来は”モータリストホテル”の意。つまりクルマ旅行者のためのホテルなのです。

部屋のそばにクルマを横付けできる

 15年前のことですが、2004年にカリフォルニアで全日本GT選手権レース(現SUPER GTの前身)のオールスター戦取材での宿泊は、サーキットに程近いモーテル。その前回、1990年にロングビーチGPを取材した際もロサンゼルス空港近くのモーテルに連泊したことを記憶しています。

 何処でどう予約したのかは定かでありませんが、04年の場合はシアトルからクルマでカリフォルニアに移動する途中のファミレスにあった旅行ガイドに載っていたところへ、直接現地で飛び込んだ記憶があります。今回はホテル予約サイトで日本を発つ前に予約しておいたので、宿がなかったらどうしよう!? などと悩むこともなし。以前は、宿がなければ車中泊と開き直っていましたが、やはり歳には勝てなくなったということでしょうか。インターネットに助けられ簡単に海外予約できる時代、歳をとった甲斐もあるというもんです。

 大手チェーン系のモーテルは建屋が多層階となっているケースが多く、いつも上手くいくとは限らないのですが、一階建てならばおおかた部屋の前が駐車スペースで、部屋に荷物を運びこむのもラクですね。

 部屋はキングベッド、もしくはツインベッドが置かれた居室とバス・トイレに加えてキッチンスペースが付くパターン。日本で言うなら安宿、というところでしょう。長距離ドライブ旅行者の便宜を考えたようですが、最近はレストランやダイニングルームが併設されたモーテルも少なくないし、近くにファミリーレストランのあるケースも多いので、モーテルならではの”移・食・住”バッチリです。

 また、今回の旅で気付いたのは、シャワールームにバスタブを備えているモーテルが多いこと。約20泊、連泊もあったから計10数軒のモーテルを泊まり歩きましたが、その中で、バスタブを備えていなかったのは1件だけ。少し浅いから座った状態で肩まで浸かるのは無理ですが、寝湯と考えれば充分。やはり旅の疲れは風呂を浴びて癒すに限ります。

 

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