サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

クーラーボックスの賢い使い方 「食材や飲料の保冷力を持続させる5つの方法」

ポイントを押さえるだけで持続力アップ

 BBQやキャンプで大活躍のクーラーボックス。食材や飲み物を冷やしておくのに欠かせないアイテムですが、きちんとした使い方ができていないと、十分に保冷力を発揮することができません。ここでは、保冷力をできるだけ持続させるための使い方と、保冷力をアップさせるテクニックを紹介していきましょう。

太陽光の当たらない場所に置く

 保冷力の高いクーラーボックスを使っていても、直射日光の当たる場所に置いていては庫内温度が上昇してしまい、能力を十分に発揮させることはできません。そのため、木陰やタープの下など、直射日光の当たらない場所に置いておくようにしましょう。時間が経つにつれて日陰も移動してしまうので、こまめにチェックすることも大切です。

 

直接地面に置かない

 地面の温度は気温に比べて高いので、クーラーボックスを地べたに置くということは、クーラーボックスを下から温めることになってしまいます。ですからクーラーボックスは、地面に直接置かないようにすることが、保冷力を持続させることにつながります。

 おすすめは「クーラースタンド」。食材を入れたクーラーボックスを支える耐荷重があるので、大きなクーラーボックスを載せても安心です。またクーラーボックスの位置が高くなるので、フタの開閉がしやすくなり、使い勝手も向上しますよ。

 

銀マットをかぶせる

 高性能をうたったクーラーボックスは別ですが、一般的なクーラーボックスには、フタに断熱材が封入されていないモデルがたくさんあります。ですからフタをしていても、上部から内側の冷気が逃げやすくなっています。

 それを補うために、利用したいのが「銀マット」。内側に銀マットをかぶせておけば、クーラーボックス上部の断熱効果が上がります。また、食材や飲み物を取り出す際、一部をめくるようにして取り出せば、冷気の漏れを最小限に抑えることができるのです。

 

肉や魚介類は保冷剤と一緒に

 頻繁にフタを開けるとクーラーボックス内部の冷気が逃げてしまい、庫内温度が上がってしまいがち。飲み物や野菜などは、庫内温度が多少上がっても心配ありませんが、肉や魚といった食材は心配ですよね。

 そこでおすすめしたいのが、食材と保冷剤を薄手の銀マットで一緒に包んで、クーラーボックスに入れておく方法。ボックス内の温度が多少上がっても、食材への影響は限りなく少なくすみますよ。

 

クーラー in クーラーで保冷力アップ

 大きなクーラーボックスはフタも大きいので、開閉するたびに庫内の冷気が大きく逃げてしまいます。そこでオススメなのが”クーラーボックスのなかにクーラーボックスを入れる”という方法。大型ハードクーラーのなかに、小型ソフトクーラーを入れてしまうテクニックです。

 ハードクーラーのフタを開閉しても、ソフトクーラーのフタは閉まったままなので、冷気が逃げることはありません。ですから、ハードクーラーには飲み物、ソフトクーラーには食材と使い分ければ、保冷力を長持ちさせることができます。

 こんなちょっとした工夫で、クーラーボックスの保冷力を高めることができます。とくに夏は庫内温度が上がりがちなので、しっかりと対策をしていきましょう。

モバイルバージョンを終了