欲しい機能がわかれば答えは出る
いま、あおり運転の影響もあり、ドライブレコーダーへの世間の関心が急速に高まっています。いざという時には、付いててよかったということになりそうなのは、ニュースを見てもわかるとおりで高速道路を走る頻度が多い人は特に欲しいアイテムですね。
ドライブレコーダーといっても価格帯は幅広く、メーカーや種類もいろいろ。どういう基準で何を選べばいいのかわからないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこでドライブレコーダーを選ぶポイントについて考えてみたいと思います。
迷わないようにするポイントは、タイプを理解して選ぶこと。ドライブレコーダーは「常時録画型」や「衝撃感知型」、「多機能型」など録画パターンが分かれています。常時録画型は、事故や運転状況などのリアルタイムの運転を録画しつつ、過去のデータを古い順に自動的に消してくタイプ。衝撃感知型は事故発生の前後のみを録画するもので、内蔵センサーが事故の衝撃を検知した時、その時点からさかのぼって数十秒間の映像を記録するもの。多機能型は駐車時防犯カメラ機能、カーナビ連動や静止画撮影などマルチに活躍するもので前後2カメラなど、一台で様々な機能を備えているタイプです。
この他にもGPS機能や安全運転支援機能などいろいろありますが、機能が多いほど、価格が上昇する傾向にありますし、それに伴う設定や操作も多くなってきます。初めての購入ならシンプルな方が無難かもしれません。
次にタイプが決まって気をつけたいのが、夜間でも明るく撮れるか、画質がキレイに撮れるか、視野角が広く撮れるかをチェック。このあたりは各メーカーがそれぞれの性能の良さを前面に出してアピールしているので、カーショップなどで実際に撮影した画像をチェックして比較するといいでしょう。
また、どうしても欲しい機能をポイントの一つとして優先するのもいいかもしれません。使用している駐車場所が安全でないようなら駐車監視機能付きタイプ。録画したものをその場でチェックする機会が多いならばモニター付きは必需品です。また、追突されたりあおられたりすることを想定し、クルマの前後を同時に撮影できる、前後2カメラドライブレコーダーを選ぶといいでしょう。
いろいろと機能をよくばる気持ちもあると思いますが、まずは、使い方や必要な機能をよく考えて、カーショップの店頭で、現物と価格とにらめっこしてみると答えが出るはずです。